概要:塔のへつり散策を終えたのが正午、今宵は平家の隠れ里「湯西川温泉」泊、時間的に余裕有りなので、ここから会津鉄道で約1時間半の紅葉名所「龍王峡」を散策することにした。

通常なら龍王峡駅→川治湯元駅のフルコースを辿り、川治湯元温泉駅直下の「薬師の湯」で立ち寄り湯なのだろうが湯西川温泉泊なのでコース1/4程にある絶景を見渡せる「むささび橋」で折り返すことにした、幸いむささび橋までなら龍王峡両岸に遊歩道があるので、左岸を往路、右岸を復路のコースで錦秋の龍王峡をゆったり・まったりと散策した。

アクセス:東武鬼怒川線「龍王峡」駅下車
その他:龍王峡マップ

龍王峡:龍王峡駅で下車、人の流れに混じって賑やかな呼び声の土産物店を横目で見ながら通り過ぎいきなり急降下の遊歩道へ。
龍王峡:急な下りが緩やかになり少し歩くと左手に渓谷最初のハイライト「虹見の滝」と渓谷をまたぐ「虹見橋」を見る。滝の展望所は左手岸壁の道を少し上ったところにある。
龍王峡:左岸の道を行く、虹見の滝展望所の東屋が下方に見える頃、渓谷へ注ぐ流れをわたる。
龍王峡:コツコツと音を立てながら人の行き来が殆どない木道を辿る、落ち葉に過ぎゆく秋を感じつつまったりと進む。鋭く深く切れ込んだ渓谷の流れは遙か下方でエメラルド色の水流が断崖の奥底に見え隠れする。
龍王峡:鮮やかな紅葉の入り交じる林の道が続く。
龍王峡:深い渓谷の対岸の緑と岩に手前の紅葉が映える、曇り空で日差しが柔らかい。
龍王峡:渓谷の入口からゆったり・まったりの30分程であっけなく人の気配がある渓谷中唯一の売店「ささび茶屋」に到着。
龍王峡:むささび茶屋から見る錦秋の景色、雲の流れが速くめまぐるしく光線状態が変化していた。
龍王峡:絶景のむささび橋から鋭く切れ込む龍王峡の上流を見る、人々の行き来に合わせるかのようにゆっくりと揺れていた。
龍王峡:むささび橋から下流方向を見る、まさしく龍がうねるようなと形容できる絶景だ、前方奥に先ほど見た「虹見橋」が見える。ここが渓流中随一の絶景ポイントいえるだろう。
龍王峡:むささび橋は右岸から歩いてきた人々で賑わっていた、対岸のむささび茶屋が見え、山稜から青空が見える。午後2時少し過ぎ、秋の長い影がすでに渓谷を覆いつつあった。
龍王峡:むささび橋でしばし絶景を堪能、右岸の遊歩道を「虹見橋」方向へ歩き始める。
龍王峡:陽の当たる対岸の岸壁から流れ落ちる滝。
龍王峡:遊歩道は整備されていて歩きやすかった。
龍王峡:かいま見えるエメラルド色の渓流。
龍王峡:むささび橋から遠望した虹見橋が近づいてきた。
龍王峡:むささび橋から20分ほど、虹見橋は直ぐそこだ。
龍王峡:虹見橋から上流を見る、まさに龍王と呼ぶにふさわしい見事な渓谷美だ。
龍王峡:虹見の滝と穏やかな流れの下流方向、散策はここまで、電車・バスを乗り継いで平家の隠里「湯西川温泉」へ...。