概要:福島県南会津郡下郷町、大川羽鳥県立自然公園の景勝地で国の天然記念物に指定(昭和18年)の「塔のへつり」を散策。

100万年の歳月を経た浸食と風化により形作られたとされる見事な景観の「塔のへつり」を堪能。

アクセス:会津鉄道会津線「塔のへつり」駅から徒歩約5分
その他:「下郷町観光協会

湯野上温泉駅:朝9時宿泊した湯野上温泉の宿から送りの車で日本で唯一とされる茅葺き屋根の駅舎「湯野上温泉」駅へ..
湯野上温泉駅:駅舎内は囲炉裏の煙が漂い暖かみのある雰囲気だった。
湯野上温泉駅:午前9時半過ぎ、会津田島行き列車に乗車、天気は昨日同様めまぐるしく変化していた。
塔のへつり駅:塔のへつり駅、湯野上温泉の次の駅で5分ほどの短い乗車時間、肌寒い晩秋のプラットホームには落ち葉が。
塔のへつり:プラットホームを出るとそこは一面に落ち葉が敷き詰められた林の広場だ。
塔のへつり:塔のへつりへは駅から見える舗装道路を南東方向へ歩いて約5分と近い、100万年ウオーキングコースと書かれた案内板。
塔のへつり:突然周囲が明るくなり、振り向いて駅を見る、右の駅舎から左へ細長いプラットホームが木の間越しに見える。
塔のへつり:道なりに歩いて約5分、駐車場とレストラン、土産物店が現れ、突然眼前に奇っ怪な塔のような岩がそそり立っ...これが塔のへつりなのか、左の案内板をみるとなにやらこのような塔状の岩が群れをなしてそそり立っているらしい。
塔のへつり:塔のへつり入口から見ると大川に掛かる吊り橋が見え、塔状の岩岩の水面から3-5m程のところが削りとられた通路に何人かの人が見える。
塔のへつり:視線を上に向けると紅葉の樹林の中になにやら奇っ怪な塔状の巨大な岩がニョキニョキと林立していた。
塔のへつり:吊り橋の上は絶好の記念写真ポイントのようだ。
塔のへつり:吊り橋を渡り左側から下り吊り橋の下のトンネルをくぐり先ほど見えていた岩を削った棚状の通路を慎重に進む。
塔のへつり:へつりの岩道を辿り虚空蔵菩薩を祀るほこらにたどり着く、この先は通行止めなのでここから来た道を戻る。
塔のへつり:へつりを削って作られた岩道、異なる組成の岩が層状に重なっていることが見てとれる。
塔のへつり:展望レストラン「へつりガーデン」の展望台から俯瞰する、塔状のへつりが林立している様が壮観。層状の岸壁が100万年かけた浸食と風化によりこの景観が形成されたとか。ちなみに、へつりとはこの地方の方言で川に迫る険しい断崖のことをいうとか。
塔のへつり:塔のへつりを見た後、少し早めの昼食を済ませ塔のへつり駅へ戻る。
塔のへつり:ここからこの列車で会津田島へ行き乗り換えて次の景勝地「龍王峡」へ行くことにした。