概要:日本各地に残る「平家落人隠里」の一つ湯西川で哀愁漂う晩秋の山里に平家落人伝説の里を逍遥した。

アクセス:会津鉄道「湯西川温泉」駅からバス25分「湯西川温泉」下車
その他:日光ナビ散策マップ

湯西川:朝8時半宿をチェックアウト、少し歩いて湯西川に架かる朱塗り橋のたもとへ、そこに「平家集落階段を下りて右側」と書かれた標識が有りそれに従い平家集落へ。平家集落の家並みは右の石垣の上に沿って建ち並んでいる。とりあえず前方に見える橋まで行ってみよう。
湯西川:湯けむりに霞む湯西川渓谷沿いに温泉旅館が建ち並ぶ、朝の冷気がすがすがしい。近くの共同浴場から湯浴みの気配が伝わる。
湯西川:湯西川渓谷に架かる橋から「平家集落」をのぞむ、ツアーのパンフで見かける景色だ。
湯西川:平家集落を見終え、先ほどの朱塗橋まで戻り、そこから西へ歩き髙房神社参道を右に見て落ち葉を踏みしめつつ「復元平家の里」へ向かう。
平家の里:程なく平家の里入口へ到着。
平家の里:山深いこの地では10月20日頃が紅葉の見頃だとか、木々の長い影と枯れ葉色に移行しつつある紅葉にもの悲しい雰囲気が漂う。前々日訪れた大内宿と同様の「寄棟造り」の古民家が移築されている。
平家の里:静かな晩秋の園内、ゆっくりと時が流れる、心地よい朝だ。
平家の里:すでに初冬の雰囲気。
平家の里:園内には10棟程の藁葺き屋根の古民家が移築され、いくつかのテーマに応じた展示がなされている。この地の伝統・歴史・文化などが伝わってくる。
平家の里:里内最奥にある最も大きな「郷土文化伝習館」、この地に伝わる伝統芸能、民話などの伝承に使われているとか、中ではビデオで伝統行事などの様子が上映されていた。
平家の里:伝習館藁葺き屋根の部分葺き替え風景。すでにシーズンオフなのだろうか、他の建物でも葺き替えが行われていた。
平家の里:「かれいの館」休み所でメニューに栃餅、そばがきなどがあった。
平家の里:紅葉と伝習館。
平家の里:かれいの館。
平家の里:「床しどころ」華麗な平家の文・武の展示に往時を想像する。
平家の里:壇ノ浦の戦い(1185年)で敗れ、湯西川へ落ち延びた平家の落人が鎧・甲冑などを埋めたという伝説の残る「平家塚」が平家の里内にある。
湯西川:天楽堂吊り橋、ここから湯西川を俯瞰する。
湯西川:上流方向、湯西川の流れと晩秋の山並み。
湯西川:吊り橋を渡り河畔へ下りる、散り落ち葉で彩られた湯西川の流れ。
湯西川:ふと見ると11月のコスモス!思いがけない光景だ、バス停近くで昼食を摂り次の目的地「中善寺温泉」へ向かう。