概要:お花畑散策を終えて時間を確認、まだ午前10時...更にガイドブックの地図を確認、乗鞍岳頂上の剣ヶ峰(3,026m)までここから約2時間履き古しのウオーキングシューズなので余裕を見て往復5時間なら午後3時頃に畳平へ戻れる、畳平から宿泊先の平湯温泉まで濃飛バスで1時間。

3,000m越えのピーク登頂は数十年前以来、どう見ても天気が崩れる気配な
し、頂上まで往復のコース、途中で引き返すのも有りだいってみようじゃないかと歩き出す。剣ヶ峰からの穂高連峰、木曽御嶽山などの眺望を堪能。

アクセス:アルピコグループバス「平湯温泉」発で「乗鞍山頂(畳平)」下車(1時間)
その他:「飛騨高山周辺観光ガイド

乗鞍岳 剣ヶ峰:いってみようじゃないか、と先ほど散策したお花畑の窪地を下に見て歩き始める、上方には紺碧の空をバックに白いドームが目印の「乗鞍コロナ観測所」が見える、左の山腹に刻まれた道がこれから行く剣ヶ峰への道のようだ。
乗鞍岳 剣ヶ峰:鶴ヶ池と大黒岳(2,772m)、コロナ観測所へ続くハイマツ帯の中の車道を歩く、このあたりでは高山植物のコマクサが多く見られた。
乗鞍岳 剣ヶ峰:少しずつ高度が上がりお花畑と畳平BTを見下ろすようになる。
乗鞍岳 剣ヶ峰:お花畑を俯瞰。
乗鞍岳 剣ヶ峰:コロナ観測所のドームが徐々に近づいてくる。
乗鞍岳 剣ヶ峰:眺望が開けてくる。
乗鞍岳 剣ヶ峰:やがて残雪が入り込んでいる不消ヶ池(きえずがいけ)を下方に見るあたりまでくる、右が恵比寿岳で左が国見岳。
乗鞍岳 剣ヶ峰:歩き始めて40分ほどで車道から外れ左の登山道へ入り肩の小屋へ、ガイドブックによれば朝日と夕日を望める展望小屋として知られるとか、地図で確認すると摩利支天岳と乗鞍岳の鞍部にあり東西が開けている、納得。
乗鞍岳 剣ヶ峰:ここが剣ヶ峰登山口でいよいよ山道になる、手前のお椀を伏せたような形のピークが朝日岳(2,975m)で左奥のピークが乗鞍岳山頂剣ヶ峰(3,025m)のようだ。
乗鞍岳 剣ヶ峰:登山口からガレ場を急登振り向くと背後はコロナ観測所のある摩利支天岳だ。
乗鞍岳 剣ヶ峰:さらに少し上り振り向くと摩利支天岳の稜線の彼方に北アルプスの雄峰槍ヶ岳と穂高連峰が一望できた。昨日の上高地では雲で遮られていた穂高連峰の稜線がクッキリと見えた。
乗鞍岳 剣ヶ峰:畳平から歩いて1時間半ほど、標高2,970m地点から西方向に剣ヶ峰の噴火で形成された火口湖「権現池」を見る。
乗鞍岳 剣ヶ峰:南方向には標高3,063mの独立峰「木曽御嶽山」の堂々たる山容を望めた。
乗鞍岳 剣ヶ峰:ここが乗鞍岳頂上小屋(休息のみ出宿泊不可)で標高2,980m程だろうか、いよいよ剣ヶ峰頂上まであと一息だ。
乗鞍岳 剣ヶ峰:振り向けばコロナ観測所ドームは遙か下方になっていた、あと一息、がんばろう。
乗鞍岳 剣ヶ峰:ここが剣ヶ峰頂上で「乗鞍本宮」が祀られている。畳平から約2時間、しばし360度の展望を堪能する。
乗鞍岳 剣ヶ峰:剣ヶ峰から北東方向の展望。
乗鞍岳 剣ヶ峰:剣ヶ峰から来た道を引き返す。履き古しで底がつるつるのウオーキングシューズのためか下山時にスリップして数回尻餅をつく。
乗鞍岳 剣ヶ峰:畳平近くでコマクサをカメラに納める。
乗鞍岳 剣ヶ峰:畳平に戻った頃少しばかり雲が出てきた。お花畑がだいぶ賑やかになってきたようだ。畳平のレストランで昼食後バスで平湯温泉へ...露天風呂で疲れを癒した。