概要:屋久島とともに1993(平成5)年、日本初の「世界自然遺産」に登録された白神山地北西の緩やかな裾野の神秘的なブナ林の中に点在する十二湖(実際は33)の一部を巡った。津軽国定公園内の十二湖一帯は世界自然遺産には含まれていないが、世界遺産地域同様神秘的で豊かな自然に手軽に触れることができる地域だ。今回時間切れで「青池」を見ることは出来なかったが、大小の神秘的な湖沼が点在する明るいブナ林の逍遙を堪能した。

アクセス:JR五能線「十二湖」駅から弘南バス15分で奥十二湖駐車場下車(青池まで徒歩約10分)
その他:「十二湖マップ」、「アオーネ白神十二湖

十二湖:弘前発午前9時2分五能線「リゾート白神2号」秋田行きに乗車、岩木山山麓リンゴ畑の中を走る社内で津軽三味線の実演に耳を傾けつつ目的の「十二湖」駅に定刻の午前11時22分に到着。駅へ着くと今日宿泊する「アオーネ白神十二湖」のマイクロバスが待っていた。ホテルへチェックインする前にアオーネ白神十二湖と白神山地を見渡せる小高い展望台へマイクロバスで行く。
十二湖:展望台から南方向を見ると裾が日本海からなだらか立ち上がる白神山地を見渡せた、弘前ではくもりだったが幸運なことに晴れてきた。海岸線を走る五能線の鉄路(単線)も見えた。
十二湖:アオーネ白神十二湖の送迎バスで八景の池までショートカットすることを勧められた、が、十二湖は初めてなのでブナ林の遊歩道を徒歩で八景の池まで行くことにした。概ねこのような道が八景の池まで続く。八景の池までの間誰にも出会わなかった(歩きながら熊よけの鈴を持ってこなかったのを少し後悔)。
十二湖:木の葉越しの日差しで浮き出る幹のシルエット。
十二湖:八景の池、アオーネ白神十二湖からここまでゆっくり歩いて1時間半ほどだろうか13時半頃、湖畔の食堂で昼食を済ます。車道を挟んで向こう側に「日本キャニオン」への山道が続いていた。
十二湖:これが「日本キャニオン」と呼ばれる崩壊・浸食で出来たとされる絶景だ。八景の池からブナ林の中の山道を歩き15分ほどでキャニオン展望所へ着いた。
十二湖:キャニオン展望所で展望を楽しんだ後、更に山道を25分程歩くとこの「日暮の池」へ着いた、池の周りには遊歩道があるが、途中で通行止めとなっていて周回することを断念。
十二湖:日暮の池、鬱蒼とした原生林に囲まれた神秘的な池だ。
十二湖:日暮の池北西端近くにたたずむ「日暮神社」。
十二湖:ここで一旦「王池東湖」側の車道へ出て「越口の池」方向へ歩く。
十二湖:これが「越口の池」、日暮神社から歩いて15分程。
十二湖:越口の池東端車道沿いににある「十二湖ビジターセンター」に立ち寄り館内展示をみつつ小休止、近くに「イトウ養魚場」がありイトウが飼育されていると書かれていた。
十二湖:十二湖ビジターセンターから車道を離れ再び原生林の中の道を進む。
十二湖:先ほどの「日暮の池」から来た道と合流するが、日暮の池とは反対側の「沸壺(わきつぼ)の池」へ向かう。
十二湖:先ほどの分岐から10分程で「沸壺の池」へ着く、小さな池だったが原生林中にひっそりと存在する小さなオアシスだ。
十二湖:有名な「青池」まで行く予定だったが、最終バスの時間が迫り青池を断念、奥十二湖駐車場でバスに乗り宿泊のアオーネ白神十二湖へ戻った。
十二湖:部屋で小休止、夕食の予約時間まで1時間半程ある、午前中十二湖駅からの送迎マイクロバスで立ち寄った展望台へ歩いて行ってみることにした。
十二湖:午前中見えていた白神山地は霞んでいて海岸線の裾野しか見えなかった。
十二湖:振り向くと日本海海岸線を走る五能線のカーブした鉄路が光っていた、しばし薄暮の日本海を眺め部屋へもどり、東北旅行最終日の余韻に浸りつつ大浴場で疲れを癒す。