概要:開業まで40日で外観的には完成している「東京スカイツリー」を見つつ浅草界隈を散策。浅草寺(せんそうじ)から電波塔として世界一の高さ(634m)を誇るスカイツリーまでは、直線距離で約1300m、眺めるのにほどよい距離だ。2013年地デジ電波が現在の東京タワーからスカイツリーに切り替えられる予定だとか、LEDによるフルカラー照明も待ち遠しい。

アクセス:東武伊勢崎線「浅草」駅
その他:「浅草観光見所マップ」、「浅草寺」公式HP、「東京スカイツリー

浅草:上野から東京メトロ銀座線(日本(東洋でも)最初の地下鉄で昭和2年の開業時は上野-浅草間で運行)で「浅草」へ、雷門から道路を横切り建設中の「浅草文化観光センター(右端のシートで覆われた建物)」近くから「東京スカイツリー」を見る。
浅草:吾妻橋たもとの水上バス乗り場近くのディスプレイ、東京スカイツリー開業まであと40日となっていた。外観的にはすでに完成しているように見える。今年末か来年早々に地デジの放送試験波がここから発射されるとか。
浅草:4月12日、例年なら葉桜になっている頃では?今年は開花が遅れたようだ。
浅草:隅田川沿いの桜並木とスカイツリー、対岸の隅田公園も桜の名所で賑わっていることだろう。
浅草:隅田川に架かる言問橋(ことといばし)まで歩いてきた、国道6号の先にかっこよく東京スカイツリーが見える。
浅草寺:言問橋まで来たので、浅草寺へは本堂脇の「二天門(にてんもん、重要文化財)」から入ることにした。本来は雷門からだけど今回は逆コースで巡ることにした。時刻は午後5時近く、日がだいぶ傾いていて鉄筋コンクリート造りのシャープな造りの浅草寺本堂が逆光線でフンワリとした雰囲気に見えた。
浅草寺:本堂と五重塔、共に昭和の再建で鉄筋コンクリート、シルエットも何となくシャープな印象だ。
浅草寺:本堂(昭和20年戦災で焼失、昭和33年再建で鉄筋コンクリート、本瓦葺き)、上部が急勾配で高く裾に行くにつれ大きく広がる本瓦葺き屋根が特徴的だ。
浅草寺:「浅草観音」で知られる浅草寺は都内最古の寺院で何と!年間約3,000万人の参拝者が訪れるという。
浅草寺:昨年の4月は「東日本大震災」直後で、外国人観光客の姿がほとんど無かったが回復の兆しが見えてきたようだ。
浅草寺:本堂から宝蔵門を見る、アジア系の観光客が多かった。
浅草寺:本堂内陣中央の御宮殿内には、秘仏本尊聖観世音菩薩、慈覚大師作のお前立ご本尊(12月13日ご開帳)が安置されている。
浅草寺:善男善女が列をなす本堂外陣。
浅草寺:本堂外陣の天井画も見所だ、堂本印象(どうもといんしょう) の「天人之図」と川端龍子(かわばたりゅうし) の「龍之図」。
浅草寺:本堂とスカイツリー。
浅草寺:宝蔵門とスカイツリー、外国人観光客の姿も昨年と較べ多いが「東日本大震災」前に較べるとまだまだだ。
浅草寺:宝蔵門前で記念撮影。
仲見世:午後5時、日もだいぶ傾いてきた、4月12日でこれだけ見頃の桜は滅多にないことだ。
仲見世:仲見世も薄暮の雰囲気になってきた、そろそろ帰ろう...