概要:司馬遼太郎の長編歴史小説「坂の上の雲」をテーマに設立された「坂の上の雲ミュージアム」と道後温泉のアルバム。ミュージアムでは建築家・安藤忠雄氏設計の三角形館内のひと続きの緩やかなスロープギャラリーをゆっくり巡り、松山出身の正岡子規、秋山好古、秋山真之を主人公とした「坂の上の雲」で描かれているという近代国家日本の形成期について柄にもなく思いをはせてみた。
アクセス:市電道後温泉行「大街道」駅から徒歩約3分で「坂の上の雲ミュージアム」
その他:「坂の上の雲ミュージアム」公式HP、「萬翠荘」公式HP、「愚蛇仏庵」公式HP
坂の上の雲ミュージアム:ミュージアム入り口、コンクリート打ち放しに「坂の上の雲ミュージアム」の文字があった、この時は風で揺れる小枝の陰模様がアクセントになっていた。
坂の上の雲ミュージアム:3F展示室1の西側ガラスカーテンウオール越しに「萬翠荘」を見る、借景にしばし見とれる。
坂の上の雲ミュージアム:3F-4Fのスロープ壁面には産経新聞に連載された「坂の上の雲」1296回分が展示されていた。外周はガラスカーテンウオールでスロープ回廊を挟む内側が耐力壁になっているようだ。採光・スロープ・資料の壁面展示とミュージアムのテーマに合わせたデザイン・設計がなされているとか。