概要:日本3名園のひとつ「岡山後楽園」、花見日和の午後の一時散策してみた。日本3名園とは、岡山の「後楽園」、金沢の「兼六園」そして水戸の「偕楽園」のことだ、兼六園は昔のことだが能登半島からの出張帰りに小松空港へ行く途中立ち寄った程度なので、おぼろげな記憶しかない。ともあれこれで3名園全て訪れたことになる。後楽園は今から300年程前、岡山2代藩主池田綱政の命により造られた回遊式大名庭園、広々とした芝生主体の一見フラットに見える庭園が巧みな空間処理により見る場所場所で様々な変化を見せ・楽しませてくれた。

アクセス:JR山陽本線「岡山」駅から岡山電軌東山行き「城下」駅下車、徒歩約10分
公式HP:「岡山後楽園

後楽園:岡山城を出て旭川を月見橋で渡り南門から入園した。
後楽園:南門から入園する、桜が見頃だった。晴の国岡山、午前中の岡山城に引き続きいい天気だ。
後楽園:沢の池からの流れが右の小高い「唯心山(ゆいしんざん)」の裾野に沿って流れる、ゆったりとした大河の趣だ。
後楽園:廉池軒と池、南門の近く。
後楽園:廉池軒の池で泳ぐ鯉はなかなかに人目を引きつけているようだ。
後楽園:「唯心山」へ上ってみた、遊歩道にしな垂れる桜が見事だった。
後楽園:「唯心山」、6m程の高さだが、ここから俯瞰する沢の池はまた違った印象。
後楽園:「流店(りゅうてん)」賓客の休息所として使われたとか、中央に水路が通り置き石を配したユニークな建物。
後楽園:「千入の森(ちしおのもり)」、見事な桜の下で静かに盛り上がる花見客。
後楽園:午後1時頃。
後楽園:「慈眼堂(じげんどう)」裏の小高い処から見た沢の池。
後楽園:鯉も楽しげだ。
後楽園:唯心山と岡山城。
後楽園:こんもりとした薄紅色の桜が「千入の森」。
後楽園:目線を変えると手前の広い芝が地平のように見え、その向こうには別の空間があり時間が流れているようにも感じられた。
後楽園:あたかも園内に城が建っているように見えた。
後楽園:曲水の宴をイメージするような流れと桜。
後楽園:藩主の居間だった「延養亭(えんようてい)」と左が「花葉の池(かようのいけ)」で夏には大輪の白い蓮が見られるとか。
後楽園:能舞台、ここまで来ると正門に近い。正門から出る、花見の時期はバスも通らずまたタクシーもなかなか捕まらないようだ。「城下」駅まで歩き路面電車で岡山駅へ。