概要:山腹の千光寺から先ほど訪れた天寧寺三重塔付近を通りロープウエイを頭上に見あげる辺りで迷い込んだのが「猫の細道」で「古寺めぐり2」の紀行アルバムはここからはじまる。西国寺(さいこくじ)境内の桜模様は見事でことさら印象に残った。

アクセス:JR山陽本線「尾道」駅から徒歩約3分で古寺めぐり入り口
公式HP:「尾道古寺めぐり」、「浄土寺

猫の細道:ふと迷い込んだ小道、どの辺か定かでない、艮神社(うしとらじんじゃ)の境内が見える小道だと薄ぼんやりと記憶している程度だ。昼間はけだるいのだろうか、石猫とは対照的に眠たげな表情だ、エサ待ちかも。
猫の細道:猫の細道、確かに細い、でも、本当の猫の細道は神社境の右側の石塀の上かも、あいにく猫語を理解しないので聞きそびれてしまった。
大山寺:御袖天満宮(みそでてんまんぐう)の長い石段を上り、更に境内つながりの大山寺へ、石垣土塀と桜が程よく調和して良い風情だった。
大山寺:大山寺境内。
西国寺への道:この道を下り西国寺の参道へ。
西国寺:西国寺(さいこくじ)仁王門、大きなわらじがつるしてある。仁王門に縁取られた満開の桜模様に期待がふくらむ。
西国寺:仁王門から境内へ、見事な枝振りの桜の下に重文「金堂」への長くて急な石段が見える。
西国寺:石段を上ってゆくと右側に見事な枝振りの桜に出迎えられた。
西国寺:三重塔(国重文)と桜。
西国寺:100段ほどの石段を上りきり振り返ると桜の向こうに仁王門の屋根が見えた。
西国寺:長い石段を上りきると、左に朱塗りの金堂(国重文)そして上方の三重塔(国重文)を望む境内へ。
西郷寺:ひっそりと佇む静かなお寺だ。
浄土寺:浄土寺門前の道は「夕陽の道」と呼ばれ、小津安二郎監督「東京物語」のロケ地として知られる。
浄土寺:山門と本堂(国宝)。
浄土寺:境内へ、右奥の多宝塔は国宝。
海龍寺:ここが「尾道古寺めぐり」締めくくりのお寺「海龍寺」、時刻は午後4時近かった、帰りは「尾道歴史博物館」などがある市街地を徒歩で尾道駅方面へ。
林芙美子像:途中寄り道しながら40分程で尾道駅近くの「林芙美子」像まで来た。”海が見えた 海が見える”形と心..並の感性しか持ち合わせていない小生には思いもよらない深くて広い表現におもえた。
夕暮れの尾道水道:ホテルの部屋から暮れゆく尾道水道をながめつつ坂の町尾道での古寺めぐり・文学散歩を思い返す。