概要:旅に出て昨夜の広島で5泊目、しかし快晴に恵まれたのは「萩」への移動初日と「津和野」の2日だけ、春の天候とはいえ少しついていないのかと思いつつ尾道港を目の前に見る「尾道」駅へ着いたのが午前9時半少し前、空を見あげる、晴だ。坂の町尾道散策にふさわしいすがすがしい朝に何とはなしにうれしくなる。駅のインフォメーションで観光地図を調達、コインロッカーへバックを預け、坂の町尾道で「古寺めぐり」を開始。尾道では「古寺めぐり」の他「映画ロケ地めぐり」、「文学散歩」などテーマ別に楽しめるコースいくつかある、今回は古寺めぐりと文学散歩を楽しむことにした。

アクセス:JR山陽本線「尾道」駅から徒歩約3分で古寺めぐり入り口
公式HP:「尾道観光協会」、「千光寺

尾道駅:広島から山陽新幹線「こだま732号」で三原へそこで山陽本線へ乗り換え尾道へ、広島から1時間弱。好天だ!
古寺めぐり:散策は駅前広場から山陽本線に沿って東へ2分程歩いたところで陸橋で線路をまたぎ坂の町へ入る。いきなりこの光景、少しばかりとまどう、が、坂の町なので致し方あるまい、覚悟を決めてゆっくり上り道を歩み始める。
古寺めぐり:要所要所でこのようなわかりやすい道標があり迷わずに散策できる。
古寺めぐり:初めのお寺は「持光寺」、西隣に放浪記で知られる「林芙美子」の母校土堂小学校があった。
古寺めぐり:坂の町を象徴するこのような雰囲気の散策路が続く。
光明寺:境内、山門は石段を下ったところにある。
古寺めぐり:光明寺から宝土寺への道、次々に現れる変化に富んだ起伏の多い坂道と景色。坂道-古寺-坂道..の心地よい繰り返しが時間と疲労を忘れさせてくれるかのようだ。
宝土寺:露座の石仏の背後には、向島と尾道水道の展望が広がる。
古寺めぐり:尾道水道を見ながら風情のある坂道・路地を右へ左へ上へ下へとゆっくりと歩む。
天寧寺:傾斜地の上方に三重塔、下方に本堂を配した「天寧寺」この辺り急勾配の坂道が続く。
古寺めぐり:整備の行き届いた趣のある坂道の路地。
天寧寺:天寧寺本堂と三重塔、上方に「千光寺山ロープウエイ」が見える。
古寺めぐり:何となく怪しげな雰囲気の「尾道アート館」、通過。
古寺めぐり:千光寺山ロープウエイで一気に展望台へ、そこで昼食の後、文学の小道を下り「千光寺」へ行くことにした。左に見えるのが先ほど訪れた天寧寺三重塔。
古寺めぐり:展望台付近からの尾道水道、穏やかで温かみのあるいい風景だ。尾道大橋の先には瀬戸内海につながる松永湾が遠望できる。
古寺めぐり:展望台から尾道水道と向島。
千光寺鐘楼:ロープウエイ山頂駅近くの展望台から正岡子規の歌碑などを見ながら「文学のこみち」を下り中腹の「千光寺」へたどり着く。尾道水道と市街を一望できる絶好の休息処、「驚音楼の鐘」は「日本の音風景百選」に認定されている。
千光寺大師堂:山腹の千光寺は崖の上に建つお寺で展望以外にも見所が多い。
千光寺本堂:本尊、千手観音菩薩、御開帳は33年に一度。