概要:早春の一日「栃木蔵の街」をのんびりと散策してみた。栃木蔵の街散策路は巴波川に沿った「栃木蔵の街遊歩道」と新旧の建物がしっくりと調和した「蔵の街大通り」の2つに分けることができる、このアルバムでは巴波川(うづまがわ)に沿って整備された「栃木蔵の街遊歩道」散策記録写真で構成してみた。遊歩道入り口はJR栃木駅北口ロータリー左側の通りを徒歩で約7分ほどで巴波川に突き当たり「蔵の街遊歩道」の入り口となる。小江戸といえば「栃木蔵の街」、「水郷佐原」と「川越蔵の街」といえるのではないだろうか、それぞれに昔の面影と文化を残しつつ現代と調和した心地よい町並みが違和感なく保存されている。

アクセス:JR両毛線または東武日光線「栃木」駅から蔵の街遊歩道入り口まで歩いて約7分

栃木蔵の街遊歩道:こちらは北口のJR栃木駅で「栃木蔵の街」散策の起点となる。南側には東武線栃木駅があり構内でつながっている。蔵造りをイメージした駅舎。朝10時前、まだ閑散としていて観光客の姿はほとんど見られなかった。
栃木蔵の街遊歩道:駅前ロータリー左側の通りを道なりに歩くこと7分程で「蔵の街遊歩道」入り口へ。
栃木蔵の街遊歩道:途中うづま公園で小休止、遊歩道入り口から15分程で有名スポットの「塚田歴史伝説館」前の幸来橋へ着いた。
栃木蔵の街遊歩道:塚田歴史伝説館に入場、リアルなハイテクロボによる三味線弾き語りに驚かされ、更に奥へ進むと別の蔵に仕込まれたハイテクロボとリモコン舞台装置・照明による情緒纏綿の「うづま川悲話」にびっくり。
栃木蔵の街遊歩道:塚田歴史伝説館のタイムトラベルを終え出てくるといつの間にか幸来橋たもとに人力車が、頭をリセットして再び遊歩道へ。
栃木蔵の街遊歩道:遊歩道と蔵の街大通りの間にある「栃木市郷土参考館」をサット見て、一旦蔵の街大通りへ出て早めの昼食を済ませ再び遊歩道へ。
栃木蔵の街遊歩道:国の有形登録文化財「横山郷土館」で両翼が妻入りでそれを挟んだ店舗入り口が平入りというユニークな構成で明治時代の建築。往時は左が銀行で右が麻問屋を営んでいたとか、当日何故か受付に人がいなくて(昼食時だったので)見学は断念。建物の裏手の日本庭園見物は次の機会に..
栃木蔵の街遊歩道:左が横山郷土資料館荷揚場で県庁堀の奥に見える白とコバルトグリーンが「栃木市役所別館」、県庁堀は栃木県指定史跡。ちなみに現在、栃木県の県庁所在地は宇都宮市。
栃木蔵の街遊歩道:栃木病院1913年築で国の有形文化財登録。寄せ棟、切妻と入母屋の組み合わせで外壁の色彩は栃木市役所別館と同じだ。
栃木蔵の街遊歩道:先ほどの栃木病院から日光例幣使街道へ入り5分程歩くと「岡田記念館」門前には岡田家由緒があり、来歴が書かれている、栃木市屈指の旧家で代官屋敷でもある。
栃木蔵の街遊歩道:記念館内には明治時代の床屋跡が残されていた、栃木で最初の床屋だとか。写真右上の理髪料金表には明治4年-昭和62年の料金が書かれていて時代と料金の推移をみるのも楽しい。
栃木蔵の街遊歩道:岡田記念館横に併設されている民芸品と珈琲の店。
栃木蔵の街遊歩道:岡田記念館近く岡田家の別荘として建てられた「翁島」入り口。
栃木蔵の街遊歩道:翁島。
栃木蔵の街遊歩道:この廊下欅の1枚板で何と”長さ6間半、巾3尺、厚さ1寸”!
栃木蔵の街遊歩道:至る所に銘木が使われている、モミジの一枚板そして天井の屋久杉とすごい素材が至る所に。
栃木蔵の街遊歩道:日光例幣使街道。
栃木蔵の街遊歩道:帰路、蔵の街大通りから再び塚田歴史伝説館へ、午後の日差しと遊覧船。
栃木蔵の街遊歩道:幸来橋から見る午後の塚田歴史伝説館の蔵。
栃木蔵の街遊歩道:野菜・米直売所。