概要:ここ数年この時期京都紅葉旅行が恒例となっている。毎年のことだが紅葉の時期京都市内でホテル連泊はなかなか取れない、他の事情も重なり京都のホテルチェックインが11月29日(日)とかなり遅くなってしまった。そこで名古屋で2泊して「湖東三山」と「香嵐渓」を巡ってから京都へ行くプランにしてみた。近江の琵琶湖東岸に点在する湖東三山は始めてなのでとりあえずJR河瀬駅からシャトルバス利用で西明寺→金剛輪寺→百済寺と一通り巡ることにした、シャトルバスに時間を合わせ昼食も含めて各寺院2時間ずつを目安で百済寺発JR河瀬行き最終のシャトルバス16時38分に合わせることにした。

アクセス:JR「河瀬」駅からシャトルバス約22分「西明寺」下車

西明寺:JR河瀬駅で始発西明寺行き9時12分発シャトルバスで約22分西明寺へ着く。天気は曇り時々晴れといったところだ。山門横の紅葉が朝陽を受けて綺麗だ。
西明寺:正式名称は「龍應山西明寺」で天台宗のお寺で西国第32番霊場でもある。門越しに見頃の紅葉が見え隠れしている、それにしても団体さんが多そうだ。山門奥右の受付へ向かう。受付から少し先で参道が名神高速道路をまたいでいる。
西明寺:石段の参道を上り詰めると左に名勝庭園の入り口門がある。美しい苔と紅葉そして杉並木の心休まる参道が何とも良い雰囲気だ、遠くで鐘をつく音が時折聞こえてくる。
西明寺:本来は左の名勝庭園から入り庭園を見つつ上に見える二天門横へ出るのが順路のようだが、始めて訪れたので勝手が解らずとりあえず上に見えている二天門へと石段を上った。
西明寺:これが重要文化財の「二天門」で室町時代初期に建立されたもので屋根は柿葺(こけらぶき)。紅葉も見頃だ。
西明寺:国宝三重塔は飛騨の匠による建立で鎌倉時代後期の作。右が鐘楼。
西明寺:正面に三重塔、左が国宝の本堂そして右に見える屋根が二天門、三重塔初層内部の壁画は鎌倉時代のものとしては国内唯一といわれているとか。
西明寺:鐘楼から本堂を見る。
西明寺:紅葉と国宝三重塔。
西明寺:本堂参拝の後来た道を名勝庭園「蓬莱庭」入り口まで戻り、ここから庭園を巡りつつ再び本堂へ向かうことにした。
西明寺:見事な不断桜(県指定天然記念物)と紅葉。
西明寺:心字池を巡る格好で本堂へと道が続いている。善男善女が続く。
西明寺:心字池、どちらがどちらかわからないが、鶴島と亀島がある。
西明寺:しっとりとした味のある近江路の紅葉を堪能。
西明寺:西明寺の苔はことさらに美しく見えた。
西明寺:名勝庭園入り口、雲間からの光で華やいでみえる。
西明寺:人だかりがあるので近づいてみるとこのような鮮やかな光景が。
西明寺:参道を下る頃には天気が良くなってきた。