概要:西明寺参拝を済ませ一休庵で早めの昼食を取り西明寺発12時07分のシャトルバスで次の「金剛輪寺」へ向かう。松峰山金剛輪寺(しょうぶさんこんごうりんじ)、聖武天皇の勅願により天平13年(741)創建の天台宗古刹で開山は行基。見事な紅葉と名勝庭園、深遠な気を感じる千体地蔵の参道そして三重塔と見所も多く花の時期にも訪れてみたいお寺だ。

アクセス:JR「河瀬」駅からシャトルバス約30分金剛輪寺下車直ぐ

金剛輪寺:黒門といわれる山門、秘仏聖観音は本堂に安置されている。紅葉も見頃のようだ、境内散策に期待が高まる。
金剛輪寺:黒門から入り参道右にある受付を済ませる、グラデーション豊かで見事な紅葉のアーチが奥へ奥へと続く。立ち止まって写真を撮る人が多くなかなか歩が進まない。
金剛輪寺:紅葉アーチの先に親地蔵尊が見える、そこが白門のあるところで名勝庭園への入り口になっている。名勝庭園経由で千体地蔵参道へ出てそこを上り詰めて本堂へ至るコースを選んだ。
金剛輪寺:白門を入ると目の前が本坊の明寿院、庭園へは右の門から入る。
金剛輪寺:庭園に入ると初めに現れるのが茶室の水雲閣、春サツキの頃も良さそうだ。
金剛輪寺:縁側に腰掛けての庭園観賞もなかなかの人気だった。
金剛輪寺:境内の紅葉は「血染めのもみじ」といわれるそうだ、納得。
金剛輪寺:庭園のもみじ。
金剛輪寺:秋色の庭園。
金剛輪寺:深紅のもみじ。
金剛輪寺:散り紅葉。
金剛輪寺:池泉回遊式庭園の奥から右回りの道を進むと千体地蔵参道へ出る。ここからは深遠な杉木立の参道を上へ奥へとひたすら進む。
金剛輪寺:千体地蔵参道を行く、本堂までは結構な距離を歩く。杉木立に苔そして散り紅葉。
金剛輪寺:延々と続く千体地蔵参道も終わる頃二天門(重要文化財)への石段が現れる、あと一息だ。
金剛輪寺:二天門左手山腹に立つ三重塔(重要文化財)。三重塔へは更に石段を上る。
金剛輪寺:血染めのもみじをバックに不断桜、西明寺同様不断桜も見事だった。
金剛輪寺:国宝の本堂、本尊聖観音、阿弥陀如来など十体の仏像(重要文化財)が安置されている。
金剛輪寺:紅葉越しに三重塔。
金剛輪寺:本堂付近から見る三重塔、午後1時半頃、14時18分発のシャトルバスで次の百済寺へ向かわねば。