概要:東京メトロ千代田線「千駄木」駅一番口を出ると団子坂下交差点、そこから東への道が三崎坂、谷中逍遙の開始はここからとした。谷中の道は結構複雑で気まぐれ、おまけにバリエーションに富んでいる。ともあれ気分任せ足任せ地図なしで歩いてみた。

三崎坂:三崎坂を歩き始める、この辺りは、昔藍染川が流れていたところで今は「へび道」と呼ばれている。78回「朔日会」の張り紙、サギュルフェと読むようだ、さすが上野の杜のお膝元だ。
三崎坂:美容院?のようだ、一味違う、が、かといって気取りのない町、肩肘張らずに散策。
三崎坂:カフェ「乱歩」、散歩のあとは..とりあえずパス。
三崎坂:江戸川乱歩とネコ好きが集うことで結構有名、内部も乱歩マニアックで楽しい雰囲気だ。
三崎坂:谷中小学校、大名時計をまねたとおもわれるユニークな時計が目印。このまま道なりに行くと「芸大」を経てやがて「東京国立博物館」へ。今回は谷中散歩なので谷中小学校先で右に入り猫町の近くを歩く。この辺りには猫にまつわるギャラリーとかショップがある。猫よろしくマイペースで行こう。
谷中:あかじ坂、上野のお山近くのためか坂が多い。文豪ゆかりの町でもある。懸崖のつつじが見事だ。
谷中:あかじ坂からほんの少しのところに「大名時計博物館」の入り口があった。入り口は先に見えるシュロの木が目印。博物館というよりは古民家といった感じの屋敷内に展示された大名時計をじっくりと見ることができる。現在の定時法とは異なる季節日々で変化する日の出から日の入りまでの時間を基準にした大名時計を展示している。からくり好きには見逃せない。
谷中:この辺りは谷中の中でもお寺の多い場所だ、谷中のお寺はいわゆる観光寺ではないが、このように気軽に立ち寄れる雰囲気で、境内の散策は基本的に自由のようだ。猫が多いのもその理由の一つか?
谷中:右が妙行寺、大きな木がヒマラヤスギで谷中散歩のプログラムでは定番の場所のようだ。
谷中:ヒマラヤスギ左の道から20m程で「屏風絵師アラン・ウエスト」氏谷中アトリエのユニークなガラス戸が目に入ってきた。
谷中:アトリエから50m程歩くと左に端正な建ち姿の「慈雲山瑞林寺」が見えてきた、ここには立ち寄らずに更に少し歩き突き当たったところで左へ。
谷中:午後3時半頃、涼しげなシルエット
谷中:谷中霊園桜並木、4月初めに訪れたとき満開だった桜並木も衣替えで目に優しい緑のトンネルになっていた。
谷中:ここが天王寺「谷中五重塔」跡地。
谷中:左が昭和32年7月放火で焼け落ちる前の姿。幸田露伴の「五重塔」でも知られる。
谷中:谷中霊園桜並木を道なりに進むとまもなくJR「日暮里」駅。