概要:阿修羅展を見て博物館を出たのが午後3時少し前、木の影も長くなってきた、上野駅へそれとも..右の方向にある奏楽堂が視界に入ってきた。芸大前を通り桜木から谷中霊園の花見散歩も良かろうとおもい、旧東京音楽学校奏楽堂方向へ歩き始めた。

上野公園:上野の桜、まさに”バクハツ”しているかのように見えた。
旧東京音楽学校奏楽堂:元々は東京音楽学校(東京芸術大学音楽学部の前身)の施設だったもがをこちらへ移築されたものだ。日本最古の木造洋式音楽ホールだとか、国の重要文化財に指定されている。
旧東京音楽学校奏楽堂:シャガの季節。
博物館動物園駅:道路を隔てて奏楽堂の向かいにあるこのユニークな国会議事堂の屋根形風の建物はかつての京成線「博物館動物園」駅で現在は閉鎖されている。こちらは博物館近くもう一つが上野動物園側にあり現在は東京都美術館の資材庫として使われているとか。博物館側の駅は何度となく利用した記憶がある。 地下駅はまだ以前のままでは。
芸大桜並木:桜並木の向こうは東京芸術大学構内だ、道路をへだてた向かい側は東京芸大美術館。
東京芸術大学:東京芸大美術館構内から道路を隔て大正門。
上野桜木:芸大前の道を北西へすすみ二つ目の交差点が上野桜木でここから谷中までは数分。
旧吉田屋酒店:移築された「旧吉田屋酒店」不忍池にある「下町風俗資料館」の付属展示場。明治43年築、場所は言問通りの上野桜木交差点。
旧吉田屋酒店:内部はこんな感じ。
旧吉田屋酒店:手前は帳場、五つ玉のそろばんが置かれている。
谷中霊園:旧吉田酒店から5分ほど歩くと都立谷中霊園、満開の桜並木はいつもながら見事だった。
谷中霊園:午後4時少し前、道路の桜並木影模様が細長くなっている。この近くの交番裏に昭和32年放火により消失してしまった天王寺の五重塔礎石が残っている。私が子供の頃には屹立していたはず、残念ながら記憶にあったかなかったかすら不明。
谷中霊園:谷中霊園の桜並木はこの辺りが終わりで、最寄りのJR日暮里駅はすぐそこ。
本行寺:谷中霊園を抜け天王寺の横を通り道なりに少し進むとJR日暮里駅近くの本行寺にたどり着く。
夕焼けだんだん:これがかの有名な谷中銀座の「夕焼けだんだん」、本行寺から西へ200m程のところ。
富士見坂:西日暮里駅にほど近い「富士見坂」。マンション林立の今でも何とか見ることができるらしい。
諏訪神社:浅草近くの隅田川堤から始まった本日の桜散歩は桜吹雪の「諏訪神社」で終えた、最寄りの駅はJR山手線西日暮里。