概要:銀閣寺、国宝の観音殿(銀閣)は修復中なので去年の紅葉狩りでは参拝しなかった。修復の途中経過を見たいとおもい野次馬的に訪れた。修復は柿葺き(こけらぶき)屋根の葺き替えと耐震工事で屋根はすでに真新しい装いになっていた、工期は約2年ということなので来春には完了していることだろう。

銀閣寺:銀閣寺湯どうふで早めの昼食を済ませ総門まできた、振り向くと参道は観光客でこのような状態だった。修復工事中なのでもっと空いていると思っていたが、さすが京都観光定番の一ついつもと変わらずの賑わいだ。
銀閣寺:銀閣寺垣、総門から中門までの参道がこのような高い垣根で囲われている。独特の雰囲気があり何か特別な空気感が支配し、絶妙な長さと間を感じてしまう。
銀閣寺:修復工事中の銀閣(観音殿)、柿葺き(こけらぶき)の葺き替えはほとんど終わっているように見えた。銀閣の屋根についての説明板には”柿葺と言いまして、サワラの薄い割り板を3センチずつずらしながら重ね、竹釘でとめていく工法にて葺かれています。”と書かれていた。
銀閣寺:向月台、何時の頃からつくられたのか不明で銀紗灘とともに創建当初からのもではないようだ。上に坐って東山に昇る月を待ったというのは俗説だとか。
銀閣寺:向月台からの人の流れは砂盛の銀紗灘(ぎんしゃだん)の縁を時計回りに続き庭園へと導かれるようになっている。
銀閣寺:この辺りが銀紗灘の一方の端、方丈からここまで立ち止まることができない程度の道幅だ。何か巧みに整然と誘導されているようでもある。
銀閣寺:次に来るときは修復が終わった頃だろう。
銀閣寺:国宝の東求堂(とうぐどう)。
銀閣寺:真新しい屋根が少しまぶしい銀閣(国宝)。
銀閣寺:帰り、中門側から銀閣寺垣、青空になってきた。