概要:醍醐寺花見散歩の後は山科疎水へと思っていたが、見頃は2-3日先のようだとわかり近くの「隋心院門跡」と「勧修寺」へ行く先を変更した。どちらも今回が初めてで予備知識なし。醍醐寺の総門を出て右へ道なりにゆっくりと15分ほど歩くと右側に薬医門側の入り口へ、ここ隋心院門跡はかの小野小町の住居跡に建てられたお寺だとか、庫裡横には歌碑がある。訪れる人も少なく心休まる境内散策ができた。

勧修寺は隋心院門跡総門から徒歩で10分程のところにある、門跡寺院で内部は非公開。水戸光圀寄進のユニークな”勧修寺型灯籠”も見所の一つ、睡蓮の頃が良いようだ。

隋心院門跡:正面が薬医門、右手には小町化粧井戸(見落としてしまった)があるとか。左側は小野梅園でこの日は公開されていなかった。背後は高塚山か。
隋心院門跡:桜は5分咲き程度だろうか。ここから見ると端正な雰囲気の寺院のように感じられる。
隋心院門跡:ここが庫裏で拝観入り口、右側に小野小町の歌碑がある。
隋心院門跡:小倉百人一首第9番とある、”花のいろは うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに”。
隋心院門跡:大玄関、小町榧の古木が展示されている。
隋心院門跡:左表書院、奥正面が本堂。
隋心院門跡:本堂
隋心院門跡:本堂外周を左回りに進み渡り廊下を通り奥書院へ。
隋心院門跡:右奥書院と能の間の間の中庭。
隋心院門跡:こちらの総門から出て勧修寺へと向かう。
勧修寺:「かじゅうじ」が正式呼称だとか、中門を入ると受付だ。
勧修寺:こちらが書院で、写真ではわかりにくいが中央の木の左に「勧修寺型灯籠」がある、水戸光圀の寄進だとか。灯籠の周りのハイビャクシンは樹齢750年とか。
勧修寺:ゆったりとしたのどかな雰囲気のお庭だ。
勧修寺:観音堂で左側に氷室の池があり睡蓮の頃が良いそうだ。庭園は「勧修寺氷泉園」といわれるそうな。
勧修寺:桜背景が観音堂、天候が不安定だ。散策を終え東西線「小野」駅から乗車「蹴上」駅で降りて南禅寺三門をサット見てこの日の花見散歩を終えた。