概要:詩仙堂を訪れるのは今回初めて、京都駅前から乗った車が出町柳駅の横を通過、程なく住宅街へと入り雰囲気のある詩仙堂の入り口前で止まる。寛永18年(1641)石川丈山の居居として造営され、没するまで30余年を過ごしたとのこと。パンフレットに「現在は曹洞宗大本山永平寺の末寺となっている」とある。詩仙の間が詩仙堂の名の由来とか。

詩仙堂:入り口、門をくぐると生け垣と竹林が迎えてくれる、竹林越しの朝陽の温かさと同時に比叡山からの冷気を感じる、石段が参道で登り詰めると小有洞の門。
詩仙堂:竹林越しに快晴の青空がのぞく、石段を登り「小有洞の門」をくぐり受付へ。
詩仙堂:きれいに刈り込まれた五月に囲まれた枯山水の前庭を朝日がほの明るく見せていた、開け放たれた詩仙の間が気持ちよい朝の冷気に包まれる。
詩仙堂:この日は、海外のメディアが取材で訪れていた、仕事の合間にくつろぐレポーター。
詩仙堂:細かい砂礫に繊細な刷毛目の枯山水、簡素で穏やかな雰囲気だ。
詩仙堂:柿、晩秋の山里の風情。
詩仙堂:別次元の世界に居るような感覚から引き戻してくれるのが頭上の青空だ、現実の時と感覚の時の間に心地よい想いががゆっくりと流れて行く。
詩仙堂:時とともに一人二人と訪れる。
詩仙堂:霜どけで銀色のきらきらの上におくれ咲き。
詩仙堂:五月の刈り込みの向こうにある庭園へ行くために受付を出て小有洞の門をくぐり左へ曲がる。
詩仙堂:参道に流れ込む朝の冷気が心地よい。
詩仙堂:この小道の先に庭園が広がる、左側の一段高いところに先ほどの詩仙の間がある。
詩仙堂:庭園に建つ残月軒。
詩仙堂:一つの葉の中で美しいグラデーションのある散り紅葉。
詩仙堂:冬が直ぐそこに。
詩仙堂:朝10時庭園の霜。
詩仙堂:庭園からみるしょうげつろう。