概要:青天の正午過ぎ涼を求めて「小石川後楽園」へ立ち寄る、深山幽谷の雰囲気のある回遊式築山泉水庭園を気の向くままのんびりとめぐった。小石川後楽園は国の特別史跡・特別名勝に二重指定されている数少ない庭園の一つだ。ともあれ変化に富む緑の庭園散歩を楽しめた午後のひと時だった。 花菖蒲も見ごろを迎えていた。

アクセス:都営地下鉄大江戸線「飯田橋」駅下車徒歩約5分

小石川後楽園:ここが入口、正門は東京ドームのある東側で閉鎖されている、12時半頃人影もなくひっそりとしていた。
小石川後楽園:池の周りは色濃い緑で縁どられている、穏やかな水面に映る緑が目にやさしい。
小石川後楽園:龍田川に並行する紅葉林を通り森を抜け唐門跡にたどり着くと内庭だ、水戸藩書院のあったところだとか、スイレンを縫うようにコイがゆったりと泳いでいた。
小石川後楽園:都心の庭園だ。
小石川後楽園:大泉水、木陰のベンチで休息する人、木の枝越しに見える。
小石川後楽園:大泉水をほぼ半周したあたりから右に蓬莱島と大徳寺石(?)、時折水面に緩やかな波紋が広がる。
小石川後楽園:対岸の沢渡りが見える。
小石川後楽園:丸八屋。
小石川後楽園:花菖蒲が見頃、菖蒲田の上は夏空。
小石川後楽園:丸八屋をバックに見ごろの花菖蒲、この付近が最も賑わっていた。
小石川後楽園:のんびりとした午後の一時。
小石川後楽園:円月橋、神田上水跡にかかっている、明の儒学者朱瞬水の設計によるとか。
小石川後楽園:中央奥に朱塗りの通天橋、庭園内を左回りでほぼ一周の散歩もこのあたりでほぼ終わり近づく。
小石川後楽園:涵徳亭を右に見ながら管理所を通り緑陰散歩を終える。