概要


初冬の朝、鎌倉五山の一つ「円覚寺」境内を散策した。
「総門」→「山門」→「仏殿」→「大方丈」と直線上に配置された禅宗様の大寺院。
円覚寺は1282年執権「北条時宗」により発願、開山は中国・宋より招いた無学祖元禅師。

谷戸といわれる谷筋に展開する禅宗様の伽藍はその地形により、朝の冷気漂う中、荘厳な雰囲気に包まれていた。

アクセス:JR横須賀線「北鎌倉」駅から数十m
その他:円覚寺公式HP境内マップ(PDF)
2014/12/6


円覚寺:JR横須賀線が参道を横切っている。電車から降りた参拝客が三々五々総門への石段をのぼる。
円覚寺:JR横須賀線が参道を横切っている。電車から降りた参拝客が三々五々総門への石段をのぼる。
円覚寺:総門の扁額「瑞鹿山(ずいろくさん)」は円覚寺の山号。午前8時30分参拝客は未だまばらだった。
円覚寺:総門の扁額「瑞鹿山(ずいろくさん)」は円覚寺の山号。午前8時30分参拝客は未だまばらだった。
円覚寺:三門(山門)、形式は楼門で扁額には「円覚興聖禅寺」と書かれている、伏見上皇(1265〜1317)より賜ったものとか、未だ日陰で写真には写っていない。
円覚寺:三門(山門)、形式は楼門で扁額には「円覚興聖禅寺」と書かれている、伏見上皇(1265〜1317)より賜ったものとか、未だ日陰で写真には写っていない。
円覚寺:三門から「仏殿」へ続く参道。頭上の楼上には非公開の「十一面観音」、「十二神将」、「十六羅漢」が祀られているとか。三門をくぐり雑念を捨て(無理)仏殿へ。
円覚寺:三門から「仏殿」へ続く参道。頭上の楼上には非公開の「十一面観音」、「十二神将」、「十六羅漢」が祀られているとか。三門をくぐり雑念を捨て(無理)仏殿へ。
円覚寺:「仏殿」、円覚寺の本尊は冠を被った「宝冠釈迦如来」。午前9時谷戸(やと、やつ)に建つ円覚寺境内に射す日差しはまだ僅かだ。1964年再建の比較的新しい伽藍。
円覚寺:「仏殿」、円覚寺の本尊は冠を被った「宝冠釈迦如来」。午前9時谷戸(やと、やつ)に建つ円覚寺境内に射す日差しはまだ僅かだ。1964年再建の比較的新しい伽藍。
円覚寺:選仏場、仏殿の西側にあり、修行僧の座禅道場、正面奥中央に薬師如来立像が祀られている。左右に座禅用の畳敷き床が設えてある。
円覚寺:選仏場、仏殿の西側にあり、修行僧の座禅道場、正面奥中央に薬師如来立像が祀られている。左右に座禅用の畳敷き床が設えてある。
円覚寺:選仏場の脇からはいり「龍隠庵」へ至る上り石段。
円覚寺:選仏場の脇からはいり「龍隠庵」へ至る上り石段。
円覚寺: 龍隠庵 、谷戸尾根筋の龍隠庵は伽藍を見渡す展望所になっている。
円覚寺: 龍隠庵 、谷戸尾根筋の龍隠庵は伽藍を見渡す展望所になっている。
円覚寺:龍隠庵展望所から藁葺き屋根の選仏場を見下ろす。
円覚寺:龍隠庵展望所から藁葺き屋根の選仏場を見下ろす。
円覚寺:杉木立と紅葉。
円覚寺:杉木立と紅葉。
円覚寺:総門から再奥の「黄梅院」ヘ至る道は約500m、広大な境内だ。前方は「仏日庵」。
円覚寺:総門から再奥の「黄梅院」ヘ至る道は約500m、広大な境内だ。前方は「仏日庵」。
円覚寺:妙香池(みょうこうち)、背景が仏日庵。
円覚寺:妙香池(みょうこうち)、背景が仏日庵。
円覚寺:「舎利殿」、中国から伝わる様式で国宝に指定されている。
円覚寺:「舎利殿」、中国から伝わる様式で国宝に指定されている。
円覚寺:谷戸の南西へ延びる尾根に朝陽が射し初冬の紅葉が美しい。海に近い鎌倉の地では12月でも紅葉の見頃が続いていた。
円覚寺:谷戸の南西へ延びる尾根に朝陽が射し初冬の紅葉が美しい。海に近い鎌倉の地では12月でも紅葉の見頃が続いていた。
円覚寺:「黄梅院」への参道、落ち葉焚きの煙が朝陽で浮き上がる。
円覚寺:「黄梅院」への参道、落ち葉焚きの煙が朝陽で浮き上がる。
円覚寺:落ち葉焚きの煙と竹林、朝の冷気を全身に感じつつ散策。
円覚寺:落ち葉焚きの煙と竹林、朝の冷気を全身に感じつつ散策。
円覚寺:三門近くまで戻ってきた、散策も終わりに近い、谷戸の境内にもようやく光がゆき渡り始めた。
円覚寺:三門近くまで戻ってきた、散策も終わりに近い、谷戸の境内にもようやく光がゆき渡り始めた。
円覚寺:散策開始の頃は静かだった三門もかなり賑わってきた。
円覚寺:散策開始の頃は静かだった三門もかなり賑わってきた。
円覚寺:参拝者の列、午前10時20分円覚寺を後にする。
円覚寺:参拝者の列、午前10時20分円覚寺を後にする。