概要:桜の頃、材木座弓ヶ浜海岸近くの浄土宗大本山「光明寺」を訪れた。鎌倉には何度も来ているが材木座は全く初めて、光明寺までは車で行きそこから北へ寺を巡りながら徒歩で鎌倉駅まで散策した。光明寺の山門は鎌倉で最大だとか、花曇りの境内で小堀遠州作とされる庭園と浄土宗の教えを表現した三尊五祖の石庭を巡った。

アクセス:JR横須賀線「鎌倉」駅東口から路線バス(約15分)またはタクシーで光明寺
その他:公式HP

光明寺:総門(鎌倉市指定文化財)、大本山光明寺と書かれた木札がかけられていた。正面奥に山門が見える、正式名は「天照山蓮華院光明寺」。
光明寺:総門の扉。
光明寺:鎌倉最大といわれる山門、緻密さと堂々たる風格を備える、上部に花園天皇より賜った「天照山」と書かれた大額、一階が和風二階が唐風だとか。
光明寺:山門をくぐると正面に本尊阿弥陀三尊像が安置される本堂、木造古建築では鎌倉一の大きさで元禄11年再建で国の重要文化財。花曇りの空の下桜が見頃だった。
光明寺:山門から本堂に向かって左側の「開山堂」平成14年再建で真新しい。
光明寺:本堂から山門を望む、心地良いバランスで桜が配置されていた。
光明寺:本堂の外周を右回りに巡る。
光明寺:鐘楼は山門から本堂に向かって右側。
光明寺:善導大師像。本堂と開山堂を結ぶ廊下から。
光明寺:小堀遠州作と伝わる庭園、奥中央が書院で右上が大聖閣(たいしょうかく)。
光明寺:書院と桜、7月には華やかに開花した蓮を愛でる「観蓮会」が開かれるという。
光明寺:大聖閣と桜に蓮池、静かな環境で庭園を鑑賞、一寸した贅沢に浸る。
光明寺:本堂南(海)側の「三尊五祖の石庭」、通常の枯山水とは何か異なる雰囲気だ。
光明寺:石庭に関する案内板があった、ここから見ると8個の石が置かれている、どうやら三尊五祖を表しているようだ。
光明寺:入母屋・唐破風の本堂正面。
光明寺:善導大師像。
光明寺:午前10時半、雲間からの日差しが強くなってきた。
光明寺:総門を出て湘南道路を横切り材木座海岸へ、半島状に突き出た辺りが稲村ヶ崎だろうか、ひととき穏やかな波音に耳を傾ける。