概要:六義園の染井門を出て寺の建ち並ぶ本郷通りを東大方向へ約15分歩くと左手に曹洞宗「諏訪山 吉祥寺」の山門が現れる。立ち寄り、しばし参道の色鮮やかな垂れ桜を堪能。根津の新坂(権現坂・S坂)を下って根津神社前を経て不忍通りを横切り谷中の「あかじ坂」から上野方面へ逍遥した。

アクセス:吉祥寺へは東京メトロ南北線「本駒込」駅から徒歩約5分
その他:吉祥寺Wiki情報、「根津神社」公式HP

諏訪山吉祥寺:六義園のしだれ桜見物を終えて染井門を出たのが午前11時頃、昼食には少し早い、とりあえず本郷通りを東大方面へ向けて歩き始めた。約15分程歩くと「旃檀林(せんだんりん)」の額がかかる諏訪山 吉祥寺の山門へ着いた。
諏訪山吉祥寺:以前訪れたとき、色鮮やかな垂れ桜の参道が記憶に残っている。この日は3月22日未だ少し早かったようで開花直前の垂れもあった。
諏訪山吉祥寺:ソメイヨシノに垂れと華やいだ春の参道を本堂へ向けて歩く。
諏訪山吉祥寺:境内中央にある鐘楼付近の垂れ桜はほぼ見頃だった。
諏訪山吉祥寺:山門を淡い春霞が覆うごとくソメイヨシノと垂れの蕾が折り重なる。
諏訪山吉祥寺:垂れにフォーカスしてみた。
諏訪山吉祥寺:しばし境内を逍遥し山門へ戻ってきた。
諏訪山吉祥寺:山門脇の築地塀(ついじべい)、寺院に多いという。
本郷:吉祥寺山門から東大方向へ20分程あるき東京メトロ「東大前」駅の少し手前で左折東大の塀に突き当たったら左へ塀沿いに歩く。
東京聖テモテ教会:塀沿いの道を右折すると「日本聖公会 東京聖テモテ教会」が現れ、道が徐々に下り始める。
S坂:根津神社の石塀がはじまる辺りから急な下り坂となる、この辺りが新坂(権現坂・S坂)で、本郷通りから根津谷への便を考えてつくられた新しい坂道がこの名の由来とか。S坂は、森鴎外の小説「青年」に由来するとか。
根津神社:新坂を下り傾斜が緩くなると 根津神社、つつじまつりの時期には未だ早いので境内は閑散としていた。
根津:S坂を下り根津神社前を通り少し歩くと不忍通りは直ぐそこだ。ちなみに俗に言う谷根千(谷中、根津、千駄木)は本郷台地と上野台地の間の低地に位置するらしい、そのためかこの周辺には名の付く坂道(三崎坂、根津裏門坂などなど)がやたら多い。
谷中:不忍通りを横切るとあかじ坂となり「大名時計博物館」へ向けて徐々に急な坂道となる。
谷中:ギャラリーten、個展が開催されているようだった、今回は素通り。
谷中:ギャラリーテン向かいの「旅館 澤の屋」、外人観光客によく知られる日本旅館。
谷中:あかじ坂を更に上ると、やがて右側に「猫町カフェ29」が...残念ながら2013年7月末に閉店とのこと。
谷中:猫町カフェ29から辿ってきたあかじ坂を見下ろす、不忍 通りへ向けて下っているのがよくわかる。
谷中:猫町カフェから坂道を少し上ると「大名時計博物館」への標識がある。今回は素通り。
谷中:あかじ坂を上り詰め、突き当たったら右折して三浦坂へ、そこを左折して「寂静山 蓮華寺」へ、右前方の大きな木が谷中のシンボルツリー”ヒマラヤスギ”、もとは鉢植えだったとか。