概要:大内宿散策からスタートした3泊4日晩秋の南会津・日光巡りのぶらり旅、絢爛豪華の極み「日光東照宮」の重文・国宝巡りで締めとした。

アクセス:東武日光またはJR日光から「世界遺産巡り」バスで「表参道」または「西参道」下車
その他:「社殿と重文・国宝」、「日光東照宮」公式HP

二荒山神社:日光山内というと、2社(日光東照宮、日光二荒山神社)1寺(日光山輪王寺・大猷院)一帯を指すようだ。今回は「西参道」で下車、日光二荒山神社→日光東照宮→逍遥園の順に巡った。午後1時半、晩秋の長い影が何となく寂しさを感じさせる二荒山神社へ。
二荒山神社:拝殿と笹の輪くぐり。
二荒山神社:二荒山神社と東照宮を結ぶ上新道側から見る二荒山神社。
二荒山神社:木漏れ日。
二荒山神社:杉木立と木漏れ日が深淵な雰囲気の長さ250m程の上新道を歩き東照宮へ向かう。
日光東照宮:東照宮参道「石鳥居(重文)」から南へ真っ直ぐに伸びる参道。
日光東照宮:東照宮表門近くの五重塔(重文)。
日光東照宮:表門から入場、直ぐ左側の三猿(さんざる)で有名な神厩舎(しんきゅうしゃ、重文)前は記念写真撮影で大賑わいだった。猿の彫刻は8面あるのだが、あまりにも有名な「見ざる・聞かざる・話さざる」の三猿が一番人気。
日光東照宮:神厩舎から少し先の御水舎(おみずや、重文)で参道が鍵の手に折れ、正面鳥居越しにかの有名な「陽明門(別名日暮の門、国宝)」の正面を見る。
日光東照宮:陽明門を間近で見る、斜め左上からの光日光東照宮:間近で仰ぎ見る陽明門500以上とされる彫刻群に圧倒される。線が唐破風の縁に反射し極彩色の彫刻群を浮き上がらせる。
日光東照宮:「東照大権現」の額と彫刻群。
日光東照宮:陽明門をくぐるとその正面に現れるのが国宝の「唐門」白は胡粉。
日光東照宮:平成の大修理の最中で唐門の後方に覆屋の一部が見える。いつ来ても何処かで修復作業が行われている。
日光東照宮:国宝唐門の次は奥宮への入口上部に鎮座するかの名工左甚五郎作と伝わる国宝「眠り猫」を拝見する。
日光東照宮:眠り猫の裏側から見る、衆目の視線は全て「眠り猫」に向けられていた。
日光東照宮:奥宮入口で眠り猫を拝見、登りの続く奥宮へは行かず「鳴き龍」の本地堂へ、堂内で行列に並び堅山南風画伯の龍の天井絵をみつつ鳴き龍を拝聴。写真右は「廻廊(国宝)」の外壁で花鳥の彫刻で飾られている。
日光東照宮:陽明門を背景に記念写真のツアー客。
日光東照宮:東照宮に滞在すること約1時間、午後3時晩秋の日もだいぶ傾きすでに夕刻の雰囲気だった。
日光東照宮:東照宮を後にして、石鳥居をくぐり東照宮の石柱あたりで振り向く。重厚な石鳥居(重文)は元和4年(1618)、筑前藩主黒田長政によって奉納されたものだとか。この後「逍遥園」へ立ち寄り、東武日光駅まで歩き、名物の湯葉さしと地酒で旅の疲れを癒した。