概要:塩船観音寺つつじまつりを見て青梅線「川辺」駅へ戻りそこで昼食、このまま戻る?...「御嶽渓谷」それとも「鳩ノ巣渓谷」、結局かつて散策した大多摩ウオーキングトレイルの一部(鳩ノ巣-数馬)でゆるりと渓谷散策をすることにした。東京都とは言え奥多摩の山々に刻まれる渓谷の多くは鋭く深く浸食されその渓谷美も一級品だ。

アクセス:JR青梅線「鳩ノ巣」駅
その他:「大多摩ウオーキングトレイル」マップ

鳩ノ巣駅:「鳩ノ巣」駅へ着く、降りたのは数名、大型連休の後の静かな鳩ノ巣駅前だった。
青梅街道:駅前から西へ50m程歩き斜面を下ると車が頻繁に行き交う青梅街道だ、トンネル入り口に”鳩ノ巣渓谷”への指導標と略図を見つける。
鳩ノ巣渓谷:指導標に導かれ道なりに進むとやがて新緑に覆われたこのような細い下り道が鳩ノ巣渓谷へと続いている。
鳩ノ巣渓谷:鳩ノ巣小橋、吊り橋の上から深く切れ込んだ渓谷美を堪能する。
鳩ノ巣渓谷:鳩ノ巣小橋から見る渓谷。
鳩ノ巣渓谷:鳩ノ巣渓谷遊歩道から先ほど渡った吊り橋(鳩ノ巣小橋)を見る、この辺りが鳩ノ巣渓谷のハイライトだろうか。
鳩ノ巣渓谷:浸食された岩上のトレイルを渓谷美を堪能しながらしばし遡行する。
鳩ノ巣渓谷:やがて山肌に刻まれた山道を急登し、渓谷を森林越しに俯瞰するようになる。
鳩ノ巣渓谷:急登が一段落するとこのような台地状の休息広場に出た。ベンチで笑談するグループを横目に一休みする、対岸の青梅線を走る電車がコトコトと音をたてて通り過ぎる。
鳩ノ巣渓谷:休息所を後にしてしばし歩くと今度は白丸ダムへの下りだ。
鳩ノ巣渓谷:白丸ダムから下流方向を見る、左岸に見えるはしご状のものは?以前きたときにはなかったが。説明板を見るとあの”はしご状”が「明かり水路部魚道」と言い、手前のはしごが途切れた辺りから地下が「トンネル部魚道」で下部に穴の空いた多数の隔壁があり、その穴を通って魚がダムまで遡上する仕組みだとか。
鳩ノ巣渓谷:残念なことに、地震(東日本大震災)による崩落のため白丸ダム-数馬峡橋間が通行止めとなっていた。
鳩ノ巣渓谷:白丸魚道入り口、次回のお楽しみで今回は中へ入らなかった。
鳩ノ巣渓谷:なんだか味気ない、車が頻繁に行き来する青梅街道を数馬橋まで歩く。ふと見ると、小さな藤棚があり見頃だった。前方に1人2人歩く人が見える。
数馬渓谷:青梅街道を20分程歩いただろうか、数馬橋に到着する。橋の上から数馬峡を俯瞰する。
数馬渓谷:数馬橋から見る下流側(白丸ダム方向)、ゆったりとした流れだ、2艇の一人乗りカヤックが見えた、「白丸湖カヤック体験ツアー」のメンバーだろうか。
数馬渓谷:上流側、深く鋭く切れ込んだ渓谷を見る。
数馬渓谷:右岸の道を辿り途中「もえぎの湯」に立ち寄り奥多摩駅まで行く...時間的にまだ早いが若干疲れたので割愛して近くの青梅線「白丸」駅から帰ることに決める。
青梅街道:青梅街道を東京方面へ少し戻り「手作り味噌工房四季の家」で田舎味噌パックを購入した。
白丸駅:この急坂を上り「白丸」駅へ午後2時、萌黄色と濃緑の山肌に快晴の青空、心地良い風の吹く初夏の午後。