概要:幕末・「戊辰戦争(1868年鳥羽伏見の戦いから始まる)」と「白虎隊」の悲劇で知られる「会津 鶴ヶ城」を桜の季節に散策した。美しい石垣と午後の柔らかな日差しに映える満開の桜を堪能。現在の天守は1965(昭和40)年に鉄筋コンクリート造りで外観復元再建され、さらに解体以前の赤瓦葺き復元が2011(平成23)年3月竣工だとか、層塔型5層5階近世城郭の完成は蒲生氏郷、加藤明成の時代。「日本の桜名所100選」に選定されている鶴ヶ城公園、快晴の空の下桜桜桜人人人で華やいでいた。

アクセス:会津若松駅前からまちなか周遊バス「ハイカラさん」で約20分「鶴ヶ城北口」で下車。
その他:「会津若松市観光公社

鶴ヶ城:鶴ヶ城入り口、車道はこの「北口」→「北出丸」→「西口」の一方通行でこの間お堀端を通行する格好だった。
鶴ヶ城:桜の季節でも車通行止めとならないようで、北出丸の椿坂まで、桜並木の道を連なる車を縫うように歩く。
鶴ヶ城:このように満開の桜並木城内を徐行する車が連なる。
鶴ヶ城:椿坂、ここから歩道となる、前方が大手門跡。
鶴ヶ城:大手門跡、端正な石垣と桜そして白壁と赤瓦の天守が姿を現す。
鶴ヶ城:鶴ヶ城稲荷神社を左に見て進むと本丸城壁(写真右)と帯郭の間が本丸への入り口になる。
鶴ヶ城:旧表門付近から天守閣を仰ぎ見る。
鶴ヶ城:天守閣東側から天守内へ、城内は一方通行。
鶴ヶ城:天守閣は層塔型5層5階で天守閣内は「天守閣ミュージアム」となっていて、各階がテーマ別に会津の歴史を紹介していた。建物は手前から「走長屋」、「表門」、「南走長屋」と続き先端の南端が「干飯櫓(ほしいやぐら)」でいずれも再建・復元されたもの。
鶴ヶ城:鶴ヶ城シルエット、城址公園内の桜は約1000本でそのほとんどがソメイヨシノ、今年の開花は例年に比べ1-2週間遅いようだ。
鶴ヶ城:天守閣から望む会津磐梯山(左上)の雄姿。
鶴ヶ城:天守閣から本丸広場を俯瞰する。左奥が千家ゆかりの茶室「麟閣(りんかく)」。鶴ヶ城公園は「日本さくら名所100選」に選定されている桜の名所、この日は満開で快晴だった。
鶴ヶ城:城内を巡り外へ出て振り向くと、表門の先に天守閣が見えた。
鶴ヶ城:干飯櫓から城郭の縁を左回りで麟閣まで歩いてみた。時刻は午後4時半、日が傾いてきた。
鶴ヶ城:城郭の縁から廊下橋を見る、右側が二の丸跡地。
鶴ヶ城:茶室「麟閣」、千利休の高弟としても知られる時の城主「蒲生氏郷(がもううじさと)」にかくまわれていた千利休の子少庵が建てたと伝わるとか。
鶴ヶ城:麟閣と紅枝垂れ桜。
鶴ヶ城:鶴ヶ城のシルエット、1層から5層へ向かって比例的大きく低減する天守閣のシルエットは何となくピラミットを思い起こさせる。
鶴ヶ城:宿泊するホテルは「野口英世青春広場」近く、距離にして約1Km歩いて行くことにした。