概要:現存12天守巡り四国3城目は、伊予「松山城」、道後温泉と共に「美しい日本の歴史的風土100選」に選定されている。松山市内中心部標高132mの勝山に築城された松山城は四国最大の連立式天守のお城で賤ヶ岳七本槍の一人、加藤嘉明による築城。城山公園が「日本さくら名所100選」の指定も受けている。「姫路城」、「和歌山城」と並んで日本三大連立式平山城伊予「松山城」の美しくかつ堅固な備えの城内を巡った。折しも春爛漫の本丸広場で繰り広げられていた全国野球拳大会の”~エッサッサー アウト、セーフ、ヨヨイノヨイ あいこでほい...”の元気な歌声(かけ声)が城内外に心地よく響いていた。
アクセス:JR「松山」駅から徒歩
その他:「松山城」公式HP、「俳句甲子園」公式HP
松山城:連立式天守内は整備されていてテーマ毎に効果的にディスプレイされていた。多くの独立した天守の城と異なり広い廊下で連結され水平面的に展開された開放的な城内は今まで見てきた他の天守とは異なる新鮮な印象だ。
松山城:小天守から東方向を俯瞰する、手前「一の門(重文)」、右「一の門南櫓(重文)」、左「三の門南櫓(重文)」、奥「二の門南櫓(重文)」。
松山城:連立天守内の畳敷き座敷。