概要:「吉川英治記念館(草思堂)」は吉野梅郷西の端、日の出山登山口でもある愛宕神社参道近く吉野街道沿いの緩やかな傾斜地に建っている。「宮本武蔵」、「資本太平記」などの名作で知られる吉川英治が家族と共に東京から移り住み昭和19年から昭和28年までを過ごしたという、「新・平家物語」はここで執筆されたとか。幕末築の建物は元養蚕農家だったとか、母屋の屋根にその面影をとどめているように見えた。長屋門から中へ入ると手入れの行き届いた母屋、庭が目の前に広がり和やかで暖かな雰囲気に包まれた。
アクセス:JR青梅線「日向和田」(梅の公園)または「二俣尾」(吉川英治記念館)
その他:「吉川英治記念館」HP、「杉本謙吉」画伯、建築家「谷口吉郎」氏
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