概要:河津桜まつり、「河津町観光協会」HPを見ると今年の開催期間は2/5(日)~3/10(土)、しかし今年の開花時期は例年よりかなり遅いようで訪れた3月16日(金)も未だ見頃だった。伊豆は日帰りの社員旅行で熱海温泉へきて以来、伊豆半島は実質今回が初めて。早咲きの河津桜、一度は見てみたいと思っていた。早春の一日河津川両岸の全長3.5キロお花見ウオーキングコースをのんびりと歩いた。

アクセス:伊豆急「河津」駅から徒歩約3分で河津川遊歩道へ
その他:「河津町観光協会

河津桜:東京駅から新幹線こだまで熱海まで行き、そこから伊豆急に乗り換え「河津」駅に午前8時半過ぎに着く。ほとんど予備知識なしなので駅で”お花見マップ”をゲット。伊豆急の土手下の土産物店が軒を並べる道を下田方向へ3分程歩くと河津川お花見ウオーキングコースへ行き当たる。河津川土手の河津桜並木は3.5Km程上流の峰橋まで続いていた。
河津桜:手始めに河口近くで海を見ることにして、河津川河口へ向かって400m程歩く。菜の花と河津桜が同時に見頃だった。
河津桜:河津川の河口付近、道路は国道135号線、空模様は1日中だいたいこのような感じで曇り時々晴れで風が結構強く途中でジャケットの下にダウンジャケットを着た。
河津桜:お花見ウオーキングコース中の「さくらの足湯処」。このほかにコース中程に「豊泉の足湯処」もあった。
河津桜:この辺りはお花見ウオーキングコース中で「菜の花ロード」といわれ左に河津桜並木、右に菜の花といったカラフルな雰囲気。近くに大型駐車場もあり多くの人でにぎわっていた。
河津桜:土産物店が軒を並べていて、活気のある売り声が響いていた。
河津桜:菜の花ロードが終わるとそこから先に河津桜の見事なトンネルが続く。
河津桜:河原に下りてみる、ピンクの河津桜の並木が延々と上流へ伸びている、見事だ。
河津桜:コース半ば辺りで対岸に「豊泉の足湯処」がある。
河津桜:桜のトンネル。上流のコース後半にさしかかると観光客も少なくなり静かな散策が楽しめた。
車の桜:峰橋で折り返し途中ウオーキングコースから少し外れ町道を横切り涅槃堂へ立ち寄る、再びコースへ戻り、下流方向へ少し歩き「車の桜」へ立ち寄る。名前があるからには河津桜の名木なのだろう、河津川の支流に垂れ掛かる見事な樹形だ。
河津桜:以前何回か訪れた信州伊那「髙遠城址公園」の髙遠コヒガンザクラも赤みを帯びているが、河津桜は更に赤みが濃い感じだ。
来宮神社:お花見ロードの中間辺りだろうか、来宮橋から河津中学校に沿って東へ歩き途中右に折れる田舎道をたどり、来宮神社へ。
来宮神社:神社左奥に進むと”巨大”な国指定天然記念物「大楠」があった。
来宮神社:巨大な大楠の根元の石碑には「推定樹齢2,000年太さ日本一」と刻まれていた。その圧倒的な存在感にただただ見入るばかりだった。周囲14m高さ24m。
河津桜原木:巨大な大楠の「来宮神社」から北東方向へ長閑な田舎道を進むと程なく町道へ出る、車の往来する町道を北へ進むとやがて前方右に立派な枝振りの「河津桜原木」が見えてくる。河津桜原木の根元に「河津桜原木物語」の案内板があり、原木の由来が書かれていた。それによると”この屋の主だった飯田勝美氏が昭和30年頃の2月のある日河津川沿いの雑草の中で芽吹いていた樹髙約1mの桜の若木を偶然見つけそれを自宅の庭先に植えたのが始まりで、それから約10年後の昭和41年1月下旬に花が咲く、その後の調査で新種の桜であるとわかり、昭和49年に「河津桜」と命名されたとか”。大島桜系と寒緋桜系の自然交配種と推定されているとか。
峰温泉大噴湯:峰温泉大墳泉で東洋一の大墳湯を見て帰ることにした。
峰温泉大噴湯:9時30分~15時30分の間1時間おきに噴湯口が数分間開かれ、写真のような大噴湯を見学出来る。写真は13時30分の大噴湯の様子。