概要:パナソニックDMC-GX1の試写を兼ねて晩秋の建長寺を散策紀行。北鎌倉駅から出発「円覚寺」→「東慶寺」そして建長寺へ向かう途中で撮影中突然「ライトエラー」表示、ここまでの撮影データが失われてしまった!取りあえず予備メディアに交換し散歩撮影を続行、そのため写真的には建長寺からとなってしまった。帰宅後ライトエラーの某メーカー製メディア8Gを目視観察すると端子の金フラッシュ(と思われる)が少し汚れているように見えたので「接点クリーニング」液でクリーニング後カメラでフォーマットして確認(抜き差しと撮影を繰り返す)、何の不具合も出なかった。金メッキ処理(と思われる)端子のサンディスクと某メーカー製メディアを目視比較すると端子の輝きがかなり異なることが確認できた、サンディスクの信頼性の高さはこの部分にも表れているようだった。

本題、晩秋の建長寺、今年の紅葉はかなり”残念”な状況だった、すでに枯れていたり全く紅葉していなかったりといった具合、とにかく期待はずれだった。

アクセス:「北鎌倉」駅から「建長寺」まで徒歩で約20分
その他:「建長寺」公式HPはこちらから

鎌倉街道:横須賀線を踏切でわたり鎌倉街道を「建長寺」へ向けて歩く、土曜日で紅葉の時期、歩道は数珠つなぎで牛歩状態だった。
建長寺:先ほどの横須賀線踏切からゆっくり歩いて約10分程で鎌倉五山一位臨済宗建長寺派の総本山「建長寺」総門(奥に見えるのが山門)へ。多くの観光客でにぎわっていた。あの日本全土を震撼させた未曾有の巨大災害「東日本大震災」から8ヶ月、アジアからの観光客も増えてきたようだ。
建長寺:巨大な山門(重文)、現在の山門は安政4年(1775)再建で、平成8年(1996)改修、豪快な姿だ。
建長寺:堂々たる骨太の鐘楼に掛かる国宝の梵鐘は、 建長7年(1255)物部重光作。
建長寺:仏殿前、「ビャクシン」の古木7本は開祖蘭渓道隆のお手植えと伝わり、樹齢約750年とか。
建長寺:江戸時代芝増上寺から正保4年(1647)に移築された「仏殿(重文)」、本尊は地蔵菩薩像。建長寺の創建は建長5年(1253)北条時頼で開山は宋から渡来の禅僧「蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)」。
建長寺:仏殿内部と本尊の地蔵菩薩、殿内の「格天井」が印象的だ。
 建長寺:法堂(はっとう、重文)、総門-山門(三門)-仏殿-法堂とほぼ一直線に伽藍が並ぶ様は壮観。
 建長寺:方丈庭園、夢窓疎石の作といわれる。
建長寺:方丈では座禅が行われていた。
建長寺:正保4年(1647)に仏殿とともに増上寺から移築された唐門(重文)、大修理が完了し今年5月30日に公開されたとか、何回か訪れているが唐門を見たのは今回が初めて。
建長寺:方丈を出ていくつかの塔頭を見つつ参道を歩くこと7分程で「半僧坊」への石段が見えてきた。例年だとこのあたりの紅葉が見頃だとおもうが残念ながら紅葉する前に枯れ落ちてしまったようだ。
建長寺:半僧坊への途中で紅葉を見つけた、バックのモミジは未だ緑色だった。
建長寺:右上に烏天狗を見つつ急な石段を上り詰めれば半像坊権現だ、建長寺境内の最奥部山腹にある。
建長寺:半像坊で一休みしてから急な山道をあえぎつつ登り切る、眼下に広がる相模湾の展望に見とれる。
建長寺:建長寺の伽藍を一望する、鎌倉の多くの寺院と同様建長寺も谷(やつ)に建立されていることがわかる。
建長寺:「サザンカ」の季節か、、。
建長寺:展望台から来た道をもどり山門方面へ。
建長寺:山門までくると、なにやら人の集まりが「建長寺土曜法話」の時間のようだ、待つこと数分で法話が始まった。軽妙洒脱な話に耳を傾けた。
建長寺:法話の後は、取りあえず、巨福路坂を経て、倒壊してしまった大銀杏のある鶴岡八幡宮(はめ込み写真)へ行くことにした。