概要:梅雨空の下、しっとりとした雰囲気のアジサイ見物を楽しみに「明月院」へ、北鎌倉駅へ着いたのが午前8時を少し過ぎた頃。幸か不幸か天気予報が的中で水銀柱はぐんぐん上がり空を見あげれば”真っ青”梅雨入り直後とはとうてい思えぬ有様だった。アジサイの時期、明月院の開門は午前8時半、平日とは言えアジサイ見頃のこの時期開門と同時に大勢の見物客がなだれ込むのだろうと思いつつ炎天下を歩き始めた。

アクセス:JR東日本横須賀線「北鎌倉」駅から徒歩約12分
その他:鎌倉市観光協会公式サイトはこちら

円覚寺:平日の午前8時頃北鎌倉駅に着く、電車から多くの学生が下車、瞬く間に下りホームにあふれる、ホーム中程の臨時出札口から学生が次々と足早に出て行く。ひとしきりのざわめきが収まった頃、円覚寺側の無人出札口(スイカ)から出て直ぐの「円覚寺」総門石段下辺りでカメラを取り出した。総門への石段は鮮やかな緑に縁取られ爽やかな朝の風が通り鳥のさえずりが心地よく響いていた。
明月院通り:明月院通りの途中右側の崖に見事なアジサイの群落があった。行き交う人もまだまばらだ。
明月院:8時半頃、受付にはすでに長蛇の列が、受付近くに佇む「青地蔵」。本堂後庭園の「赤地蔵」も見てゆこう。拝観受付は総門手前左手にある。
明月院:庭園へは一方通行でここから入る、鮮やかな緑に快晴の日差しがまぶしい。
明月院:超定番のアジサイ見所の一つで上方に山門が見える、開門直後でもすでに多くの人が、できれば薄日の射す程度の空模様が、、、
明月院:先ほどのアジサイ定番参道を進み山門をへて本堂の屋根が見えるところへ、本堂前枯山水の背景として植栽されているサツキの花も少しばかり残っていた。涼しげな風情に見えるが実は真夏の暑さだった。
明月院:本堂丸窓から後庭園の花菖蒲を見る、見頃のようだ。後庭園は9時半開園。
明月院:本堂前の枯山水、箒目をつけていた。
明月院:明月院のアジサイはこの姫アジサイが主体だとか。
明月院:額アジサイも控えめに咲いていた。
明月院:山門を経て再び本堂前へ。正式名称は臨済宗建長寺派 「福源山明月院」。
明月院:あまりの日差しだからか「花想い地蔵」に日よけ?
明月院:明月院やぐら、この一画は日影になっていてしっとりとした雰囲気だった。
明月院:木陰の額アジサイ。
明月院:出口付近の竹林。時折の風で竹林からなにやら葉のようなものが舞い降りていた。
明月院:出口付近から振り返る、絶え間なくアジサイ見物の人々が訪れる。
明月院:明月院通りにある「葉祥明美術館」帰りにはオープンしていた。