概要:直指庵で見頃紅葉を堪能した後大覚寺までの道すがら、次は大覚寺それとも嵯峨野歩き..大覚寺は昨夜のライトアップで訪れているので嵯峨野歩きにしよう。大覚寺からタクシーで愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)へ、タクシーの情報ではすでに紅葉はほとんど終わっているとのことだった。ともあれのんびりと嵯峨野歩きを決め込んだ。

アクセス:京都駅前から京都バス約45分「愛宕寺(おたぎでら)前」

愛宕念仏寺:仁王門、ここが入り口、入る前に周囲を見渡す、確かに紅葉はほとんど終わっている雰囲気だ。
愛宕念仏寺:参拝客が見あたらない、静かな境内散策、階段上に見えるのが三宝の鐘。
愛宕念仏寺:愛宕念仏寺といえばこの千二百羅漢ではないだろうか、昭和56年から10年間、1,200人の一般参拝者によって彫られた羅漢さんが立ち並ぶ。左前方にふれ愛観音堂。
鳥居本:愛宕念仏寺仁王門から南へ徒歩4分ほどで愛宕神社一の鳥居と紅葉定番撮影ポイントの平野屋が見えてきた。
鳥居本:紅葉もこのようなサッパリとした感じ、人も少なくいつになく静かな嵯峨野歩きができそうだ。
嵯峨野:あだしの念仏寺へよってみることにした、参道からではなく受付に近い方の階段を上がる、一段高いところにあるのでこのような景色になる、大きな柿の木。鳥居本から愛宕街道沿い約600m(幅約50m)の範囲は「重要伝統的建造物群保存地区」(分類:門前町)として指定されている、このあだしの念仏寺辺りを境に鳥居本方面は茅葺き屋根の農家風民家がそして八体地蔵方面一帯はこの写真のような切り妻瓦葺きで2階に虫籠窓(むしこまど)の町屋風民家が建ち並ぶ。
あだしの念仏寺:境内、よく見るとこのようにまだ見頃の雰囲気を残している紅葉も所々に見られた。
あだしの念仏寺:正午頃。
あだしの念仏寺:左、西院の河原と鐘楼、「あだし」とははかない、むなしいとの意とか、時には都会の雑踏を離れて心静かに境内を巡り何かの思いを巡らせるのも必要なのかも。
あだしの念仏寺:雲の動きがあわただしくなってきた。
あだしの念仏寺:境内奥にはこのような竹林の道がある。
あだしの念仏寺:西院の河原。
あだしの念仏寺:参拝を終え参道入り口へ、趣のある参道と「あだしの念仏寺」の石柱。
嵯峨野:再び愛宕街道へ戻り嵯峨野歩き、個性的な土産物店が軒を並べる。
嵯峨野:「あだしの井和井」大きな提灯が目印。
嵯峨野:店の中、ちりめんの小物・竹製品などが並ぶ。
嵯峨野:「まゆ村」、これは出店で向かって右側にあるディスプレイを兼ねた案内板のところから斜面を登ると売店がある、ユニークにして愛らしいまゆ人形など見飽きない。
嵯峨野:町屋風町並み散歩。
嵯峨野:鳥居本からこの辺りまでが「重要伝統的建造物群保存地区」指定の区域、午後1時過ぎ、「茶寮弁治」でゆどうふの昼食を摂る。
嵯峨野:八体地蔵、左は大覚寺方面、前の道を進み祇王寺・二尊院方面へ向かうことにした。