概要:今年の大覚寺のライトアップが12月6日(日)までと知り、いってみたライトアップの大覚寺を訪れるのは今回が初めて。山陰本線「嵯峨嵐山」→タクシーで大覚寺へ、着いたのが午後7時近かった、見所は伽藍と大沢池、東山地域とは違い京都駅から離れているためかライトアップ時は比較的閑散(12月だからかも)としていた。大沢池のライトアップは幻想的だった、薄暮の頃も良いのではと思った。御影堂では広島から出張(というのが正しいのかは不明)の和尚の講話を拝聴出来た(たまたま講話開始の時間に御影堂にさしかかったため)。

アクセス:京都駅前から市バスまたは京都市バス「大覚寺」下車徒歩約2分

大覚寺:入り口は昼間の拝観と同じ、松がユニークな色でライトアップされていた。
大覚寺:玄関門(大門)から入る、昼間の拝観と異なりこちらは”入り口専用”となっていて、お堂巡りの最後が五大堂(本堂)でそこから大沢池への門が開いていて大沢池のライトアップを楽しんだあと昼間は大沢池の出入り口となっている池の受付口が”出口専用”となっていた。左の明智陣屋と右の式台玄関の間から入る。
大覚寺:正式名称は「旧嵯峨御所大覚寺門跡」といい、真言宗大覚寺派の本山にして生け花嵯峨御流の総司所でもあるとか。門跡寺院らしく上品で優雅な雰囲気につつまれていた。
大覚寺:順路にしたがい宸殿へ、障子越しに見える襖絵は狩野山楽筆(桃山時代)の牡丹図とか。
大覚寺:牡丹図を見る、特に撮影禁止の指示もなく室外から見えるようになっていた。
大覚寺:宸殿の前庭では嵯峨菊展が開催されていてこれもライトアップされていた。
大覚寺:前庭から見る宸殿そして「左近の梅・右近の橘」
大覚寺:宸殿から五大堂(本堂)を見る、月夜。
大覚寺:正寝殿。
大覚寺:正寝殿(重文)12部屋がある、上段の御冠の間「後宇多法皇」の御座所。
大覚寺:お堂はこのような廊下でつながっている。
大覚寺:勅使門と御所車。
大覚寺:五大堂正面から出て大沢池へ向かう、庭から見た宸殿。
大覚寺:ライトアップ時は池を一周することは出来ず途中多宝塔の少し先で折り返すが、ここ五大堂付近からの展望だけで十分堪能できる。
大覚寺:多宝塔付近、池に映る多宝塔が幻想的だった。
大覚寺:多宝塔。
大覚寺:折り返して出口付近まで戻ってきた、時計を見ると午後8時近い、講話のぶんだけ少し遅くなった。