概要:世界唯一といわれる木造「十三重塔」が見たくて多武峰(とうのみね)の「談山神社(たんざんじんじゃ)」を訪れた。桜井駅南口バス停で時刻表を見ると一時間ほど待たないと、で、見回すとタクシー乗り場に一台停車していたので即乗車、運転手から情報収集しつつ15分ぐらいでバス停より少し先の展望がよいところで下車、時間は午後1時を少し過ぎていた。天気は曇りで柔らかい日差しが見頃やや過ぎの紅葉を見るにはむしろ都合が良いと思いつつ十三重塔のある境内を巡った。パンフレットを見ると「大化の改新」発祥地であり朝廷豪族藤原鎌足公にゆかりの神社で元々は神仏混合だったのが明治の神仏分離令で談山神社として統一されたとか。社殿の多くが重文。

アクセス:JR・近鉄「桜井」駅南口から奈良交通バス「談山神社」行きで約30分、終点下車徒歩約5分

談山神社:バス停より少し先で運転手に言われるままにタクシーから降りる。確かに良い展望だ、ふと横を見ると食堂が、早速腹ごしらえと思いきや満員で相当時間待たなければならないと言われ断念、昼食前に神社巡りをすることに。
談山神社:神廟拝所、と平成19年9月に修理が完了した十三重塔(白鳳7年創建)ともに重文。
談山神社:拝殿と紅葉、しっとりとして落ち着いた色合いの紅葉、石段は鳥居のある正面入山入り口から一直線に続いている、今回は足に優しい西入山入り口から入った。
談山神社:楼門、こちらから拝殿へ入り中庭を隔てた「本殿」を見ることができる。
談山神社:当日の天候はこんな感じだった。十三重塔、最下段の軒が最も広く2段目以後は極小さな低減率のように見えた。午前中訪れた室生寺の五重塔と同じように威圧感のない塔だ。塔と並ぶ権殿は平成20年2月から修理が行われていてまだ外観は公開されていなかった。
談山神社:広々とした拝殿内部、周囲の展望を楽しめた。左側中庭を隔てて本殿を拝観。
談山神社:拝殿から本殿、本殿は日光東照宮造営の手本となったことで有名だとか。
談山神社:吊り灯籠と紅葉。
談山神社:拝殿。
談山神社:拝殿吊り灯籠と欄干。
談山神社:十三重塔上部。
談山神社:拝殿の吊り灯籠と紅葉。
談山神社:拝殿を出て鳥居のある正面入山入り口へ長い石段を下る。
談山神社:こちら側の参道、下りの人が多いようだ、紅葉の中石段が拝殿まで続いている。午後2時過ぎ、何処かで昼食を摂らねば。
談山神社:正面入り口近くの多武峰ホテル5Fにあるレストランで遅い昼食を摂った、そこは談山神社絶好の展望処でもあった、一度しまい込んでいたカメラを取り出して数ショット。