概要:女人高野として知られる「室生寺」の紅葉散策をしてみた、今年桜の頃「長谷寺」を訪れたとき帰りによる予定だったが事前調査不足で電車のタイミングが合わず断念してしまった。紅葉の時期も良いとの情報を得て訪れることにした、朝8時頃京都駅から近鉄京都線大和八木乗り換えで室生口大野へ着いたのが9時40分頃ここから奈良交通バスで「室生寺」へ、午前10時少し過ぎに受付に着いた。奥の院への長い石段がはじまるところに建つ低減率が小さく軒が広く優美で威圧感の無い五重塔が深く印象に残った、屋外に建つものとしては最小のものだとか。

アクセス:近鉄大阪線「室生口大野」から奈良交通バス約15分「室生寺」から徒歩約5分

室生寺:バス停から人の流れに合わせて5分ほど食堂、土産物店の立ち並ぶ室生川沿いの道を進むと左手に室生川にかかる太鼓橋が見えてくる、ここを渡ると正面が表門。平日の朝とあってか静かな雰囲気だった。
室生寺:先ほどの表門から右へ、途中赤門を見て仁王門近くの受付へ。紅葉も見頃過ぎか。受付で拝観券を受け取る、番号を見ると000048だった多分48番目ということだろう。
室生寺:「仁王門」青と朱塗りの仁王像が目を引く。大本山室生寺、真言宗の寺院。
室生寺:仁王門をくぐると左手にバン字池その先に石段(鎧坂)があり上り詰めれば「金堂(国宝)」。曇り空の下橙色の紅葉が落ち着いた境内によく似合う。
室生寺:金堂左手の石段を上ると入母屋造りの本堂が見えてくる。石楠花も植えてあり春のシーズンには見事な花で彩られていることだろう。
室生寺:五重塔への石段、機会があれば石楠花の頃も来てみたい。
室生寺:金堂側面、こちらは寄せ棟造りで屋根はこけら葺き。
室生寺:紅葉越しに見る本堂静かな佇まい。
室生寺:本堂。
室生寺:室生寺といえば女人高野、その歴史と信仰を垣間見る。
室生寺:石楠花の石段を上り詰めたところに建つ「五重塔(国宝)」。屋外に建つ五重塔では最小のものとか、平成10年の台風で受けた損傷の修復が平成12年に完了、端正で美しい姿だ。
室生寺:五重塔からは400段といわれる石段が杉木立の中奥の院まで延々と続く、大方の参拝客は五重塔までで下山するという。が、せっかく来たので奥の院まで頑張ってみることにした。
室生寺:下から見あげる、確かにすごい、ここまできたら引き返すわけには行かない。
室生寺:焦らずゆっくり石段を上る、やがて常灯堂が見えてくる、上り詰めれば奥の院で弘法大師を祀る「御影堂」がある。
室生寺:常灯堂から杉木立の中の長い長い石段を見下ろす。
室生寺:奥の院参拝を終え石段を下りてきた、いま下りてきた石段を振り返る。
室生寺:五重塔まで下りてきた。
室生寺:金堂と紅葉。
室生寺:金堂からの石段を下りる、新型インフルエンザの予防かマスク姿が目立つ。次の目的地は談山神社、バスの時間に合わせて室生寺を後にする。