概要:源光庵は曹洞宗(臨済宗からの改宗)のお寺で、「悟りの窓」、「迷いの窓」で知られる。紅葉の名所「光悦寺」から距離にして約100m程東にある。今回は光悦寺から吟松寺へ行き来た道を戻る格好で源光庵へ。さて、悟りも迷いもその意味すらおぼろげな小生に何かを語りかけてくれるのだろうか?と思いつつ境内へ。

源光庵:光悦寺から東へ100m程のところに源光庵がある。
源光庵:ここが源光庵の入り口、以外にあっさりとした佇まいだ。
源光庵:これが山門だろうかとおもいつつ「光悦寺」と同じデザインの敷石を踏みしめながら歩む。
源光庵:先ほどの門をくぐると敷石は方向を変え左へ。
源光庵:これが山門、メガネのような白い丸窓、初めて見る様式。
源光庵:山門をくぐると正面に本堂、拝観は右側の敷石から。
源光庵:落ち着いた佇まいの前庭を拝見しながら拝観受付へ。
源光庵:拝観受付からは本堂東側の建物へ、紅葉の美しい源光庵庭園を額縁越しに先着の皆様としばし堪能。
源光庵:本堂へ、これが血天井(伏見桃山城の遺構でつくられた)、写真はリアルなのでここでは掲載しなかったが、持参したガイドブックには掲載されていた。
源光庵:庭園の紅葉は今が見頃だ。
源光庵:これが「悟りの窓」から見える源光庵庭園、本来は丸窓なのだが見物の人が多いので横からのアングルで楕円に写っている。本来はその人々も取り入れてこその悟りなのだろうけど、俗人故、窓そのものに執着しすぎてその形も意味も見失っていたようだ。
源光庵:こちらが「迷いの窓」といわれる四角い窓だ、その意味はガイドブックの解説に頼るとして、アングルの関係で丸窓と同じ樹木が写っている。こちらは丸窓に較べ何となく見えるものが雑多に感じられる。
源光庵:実はこのように襖をを隔てて並んでいる。悟りと迷いが同時に見られる仕掛けだ、それにしても悟りの方が盛況だ。迷いあっての悟りかそれとも迷い知らずの悟りか..観光観光!
源光庵:参拝を終え先ほどの山門へ、秋の光りにススキの穂が鮮やかだ。
源光庵:このへんで源光庵を後にして次の「大徳寺」へ向かうことにする、昼食は大徳寺で(と迷いも悟りもなし)と頭の中は単純明快に悟りとはほど遠い方向へスイッチしていた。