概要:秋田駅に午後3時頃到着、駅前からタクシーで「秋田市立赤れんが郷土館」へ行き見学その後徒歩で「千秋公園」へ。

アクセス:赤れんが郷土館へは「秋田」駅から徒歩約20分
その他:「秋田市立赤れんが郷土館」HP、「千秋公園」HP

赤れんが郷土館:赤れんが郷土館(国指定重要文化財)、旧秋田銀行本店本館で明治45年7月竣工昭和56年秋田市制施行90周年を記念して秋田銀行から寄贈、修復を経て昭和60年7月「秋田市赤れんが郷土館」として開館とか。パンフレットによれば、両端の円筒状で塔のような構造はイギリス・ルネッサンス様式で正面入口が張り出している意匠はイタリア・ルネッサンス様式だとか。
赤れんが郷土館:外観的な特徴として、2階外壁が赤レンガ、1階外壁が白の磁器タイル、土台が灰色の男鹿石(おがいし、)の切石積みとか、印象に残る外観。側面から見た写真。ちなみに「赤れんが郷土館」とは赤れんが館(旧秋田銀行本店本館)・管理棟(赤レンガ館1Fに連結通路あり)・収蔵庫を合わせた呼称のようだ。
赤れんが郷土館:車道に面した正面、入口受付。
赤れんが郷土館:入ると、重厚な外観と対照的に明るく開放的な吹き抜け、銀行の窓口だったことが一目でわかるカウンター付受付。
赤れんが郷土館:吹き抜けの広々とした館内と2階部の明かり取り窓にユニークな照明。
赤れんが郷土館:旧頭取室の暖炉。
赤れんが郷土館:吹き抜けの後ろ側が2階建て構造となっていて、白大理石の階段で2階へ上がると旧貴賓室と旧会議室(関屋四郎記念室)がある、壁は白漆喰。
赤れんが郷土館:2階の旧会議室が秋田市生まれの「人間国宝関谷四郎記念室」として開放されていた。奥に東京板橋にあった自宅アトリエが再現されていて、制作過程・作品などが紹介されていた。
赤れんが郷土館:2階旧貴賓室、ひときわ贅をこらした雰囲気、扉の意匠は象嵌。
赤れんが郷土館:旧貴賓室の暖炉(蛇紋石)。
赤れんが郷土館:2階から銀行窓口を俯瞰。
赤れんが郷土館:2階から1階に下り、別棟の管理棟へ行ける。管理棟2階が企画展示室で3階が郷土色に満ち暖かな作風の版画作家「勝平得之(かつひらとくし)記念館」となっている。
赤れんが郷土館:平成6年12月国の重要文化財指定を受けている。
千秋公園:赤れんが郷土館から東へ150m程で旭川をわたり、更に600m程歩き千秋公園入口へ。
千秋公園:千秋公園入口付近、桜は見頃を過ぎていた。
千秋公園:小高い千秋公園の坂道、松下門跡を過ぎ更に坂道を上へ。
千秋公園:閑散とした公園内を久保田城表門へ向けて歩く。
千秋公園:千秋公園は、秋田藩20万石佐竹氏の居城跡に整備されたとか、この表門は平成13年に文献・発掘調査をもとに再建されたものとか。
千秋公園:本丸側からみた表門、瓦葺き櫓門。今夜は弘前泊まり、ここで散策を切り上げ秋田駅へ。