概要:山梨県甲州市「天龍山 慈雲寺」境内に咲き誇るイトザクラを訪ねた。樹齢約330年といわれる枝垂れ桜、色・形・大きさ三拍子そろった見事な姿に感動。

アクセス:JR中央線「塩山」駅からタクシー約5分(駅から慈雲寺約3.5km)
その他:「慈雲寺」HP、「一葉記念館」HP

慈雲寺:最寄り駅JR中央本線「塩山」駅北口からタクシーで約5分、三界萬霊と彫られた石碑を右に置く参道入口へ着く。
慈雲寺:三門上部に大きく枝を広げた存在感に満ちたイトザクラを見る。
慈雲寺:以前訪れたときには無かった「たけくらべ」で知られる「樋口一葉女史文学碑」に出迎えられる。縁は一葉の両親が慈雲寺の寺子屋にかよっていたことによる、一葉自身は東京生まれで一度も両親の故郷へは訪れていない。
慈雲寺:門札から慈雲寺が臨済宗妙心寺派のお寺であることがわかる。
慈雲寺:上方へ大きく広げた枝に淡い紅色の花、圧巻だった。
慈雲寺:本堂前の板敷きが散り始めの花で彩られていた。板敷きはイトザクラの根を保護するために作られたようだ、以前訪れたときには無かったとおもう。
慈雲寺:下から仰ぎ見る。快晴の青に薄紅色が映える。
慈雲寺:イトザクラの枝垂れを間近で見る。
慈雲寺:本堂とイトザクラ、満開から数日を経過しているのだろうか、このアングルだとやや寂しい雰囲気だ。
慈雲寺:庫裡の屋根越しに見る、樹高15m。
慈雲寺:長閑な山里の風情が漂う境内。
慈雲寺:一葉没後26年後の1922(大正11)年建立の「樋口一葉 文学碑」。
慈雲寺:東西20mとされる枝張り、本堂をすっぽりと覆い隠す程の大きさだ。
慈雲寺:三門付近より見る。
慈雲寺:このアングルからは複数の枝垂れ桜があるかのようにも見える見事な樹形。
慈雲寺:成就水、前回訪れたときには無かった。
慈雲寺:参道からの南アルプス展望、左から「赤石三山」、「白根三山」、「鳳凰三山」と白銀の峰が連なる。白根三山の最高峰北岳は富士山に次ぐ日本で2番目の高峰。
慈雲寺:帰りはタクシーで辿った道をそのままトレースすることにした。桃源郷コースもあるが更に「甘草屋敷」→「恵林寺」→「武田神社」と欲張った予定なのでショートカットを決め込む。