概要:トーハク(東京国立博物館)の特別展「飛騨の円空 千光寺とその周辺の足跡」を見る、折しも「トーハク・春・音楽祭」も開催されていて屋外の生演奏を楽しむおまけもついた。

アクセス:JR上野駅公園口
その他:「東京国立博物館」公式HP

上野:東京メトロ日比谷線上野の地下から地上へ出た、上野公園の交差点で信号待ち、かつてのレストラン聚楽の跡地に建つ真新しい「UENO3153(サイゴーサン)」。そう、このビルの上にかの有名な西郷さんの銅像があるのだ。
正岡子規記念球場:西郷さんの銅像を一瞥、寒さの残る早春の上野のお山をそぞろ歩く。東京文化会館近くに「正岡子規記念球場」があり、草野球の歓声が響いていた。球場脇にこのような子規の句碑が建っている。
トーハク:噴水広場、この辺りは以前整備中で閉鎖されていた。道路を挟んで正面に重厚な造りのトーハク本館、「帝冠様式」で重要文化財。
トーハク:本館で開催の「飛騨の円空」展を足早に一巡した後、館内散策を開始、春風でさざめく水面に設えられた「法隆寺宝物館」へのアプローチ、いろいろな意味で美術館・博物館のアプローチを見るのも楽しい。
トーハク:法隆寺宝物館内を足早に巡り、本館前庭へ、すでに花の咲く木も散見できた。
トーハク:数十名の立ち見ギャラリーを前に生演奏が行われていた。青天井、音(と音楽)が何の外連味もなくストレートに伝わってきた。
トーハク:解放されていた本館裏の庭園へ、こちらの桜は蕾がほんのりと色づいていた。
トーハク:木々の長いシルエットを踏みつつ庭園を散策。
トーハク:転合庵(茶室)。
トーハク:本館裏から庭園を見る、2週間ほど経てば華やかな彩りになるのだろう。ユニークなフォルムの椅子に腰掛け対岸の茶室「転合庵」を見る。
トーハク:薄紅色は早咲きの桜だろうか、本館前のベンチでくつろぐ人々。
トーハク:「表慶館」のドーム、ゆりの木はまだ冬の装い。
トーハク:関東大震災で大きなダメージを受けたコンドル設計の旧本館が取り壊された後、昭和12年(1938)竣工翌年開館の現本館(復興本館)は鉄筋コンクリート耐震・耐火構造で重厚かつ重量感が漂う。
トーハク:平成館の前庭、水の流れに沿ったアプローチ。
トーハク:振り返り、激しいタッチの内に優しさを秘めた円空仏を脳裏に定着させ館外へ。
上野公園:午後4時見事な噴水に思わず立ち止まる。
上野公園:彼岸桜だろうか。