概要:数十年ぶりの上高地、といっても以前訪れたときは北アルプス登山口程度の認識でせいぜい河童橋で記念撮影程度のことだった。今回は上高地バスターミナル→河童橋→ウエストン碑→田代池→大正池→(バス移動)上高地バスターミナル→河童橋→明神池→上高地バスターミナルのコースで上高地散策を楽しんだ。天気は曇ったり晴れたり時々小雨でまあまあだった。

アクセス:松本電鉄「新島々」駅からアルピコグループのバス「上高地」行きで約1時間、上高地バスターミナル下車
その他:「上高地公式サイト

上高地:上高地バスターミナル、かつて来たときの記憶はほとんどない、広く整然と整備されたターミナルで、本日の宿泊先「平湯温泉」行きのバス運行情報を収集、整理券の必要無しを確認、時刻表をカメラに納め、梓川河畔沿いの道を河童橋へ向けて歩き始めた。
上高地:バスターミナルから梓川左岸沿いの遊歩道を歩く。
上高地:遊歩道を数分歩くと河童橋が間近に見えてきた、雲で霞んでいる彼方に穂高連峰がぼんやりと見える。数十年の時を超えて記憶がよみがえり懐かしさを覚える。
上高地:晴れていればこのカンバスのように見えるのだろう。
上高地:大勢の人が行き交う河童橋の前は昔と変わらぬ賑やかさだ、前方の「明神岳」方面は比較的良く見える。
上高地:上高地のランドマーク河童橋、行き交う多くの人でゆらゆら揺れていて橋の上ではシャッタータイミングがとりにくかった。
上高地:河童橋から岳沢と奥穂高方面を見る、雄大な景観だ。
上高地:梓川右岸から明神岳方面の景観。
上高地:河童橋付近でしばしアルプスの景観を堪能、河童橋をわたり梓川右岸の遊歩道を歩き大正池へ向かう。
上高地:対岸の遊歩道には河童橋へ向かう人が長蛇の列をつくっていた。
上高地:河童橋からゆっくり歩いて30分ほどで、イギリス人宣教師で「日本アルプス」を広く世に知らしめたウオルター・ウエストンの記念碑にたどり着いた。碑の前は広場になっていてここで夏山シーズンのはじまる頃行われる「ウエストン祭」は有名だ。ちなみに「日本アルプスの」命名者はイギリス人のウィリアム・ガウランドだとか。
上高地:穏やかな流れを見つつ田代池へ向けてゆっく歩く。
上高地:田代湿原を歩く。
上高地:これが田代池、梓川の支流が田代湿原へ流れ込み湿原の中で流れが広がりごく浅い池が形成されていて幻想的な雰囲気だった。
上高地:田代池は有名スポットのようで記念写真と三脚が列をなしていた。一歩引いて見ると結構賑やかな状況だ。次回は上高地に宿泊して早朝の静かな時に訪れてみたい場所だ。
上高地:田代湿原、残念ながら穂高の頂上付近は雲で覆われて見えなかった。
上高地:田代湿原からゆっくり歩いて20分ほどで有名な「大正池」にたどり着いた。
上高地:レストランで昼食を済ませ、出てきたらタイミングよくバスが着いたので飛び乗り上高地バスターミナルへ戻り、明神池へ行くことにした。今回の河童橋から梓川を下るコースは通常とは逆で大正池方面からの流れが圧倒的に多く歩きにくくあまり効率的ではなかった...