概要:東山文化を代表する慈照寺銀閣(観音殿)を中心に初冬の銀閣寺庭園を散策、その後徒歩移動で紅葉の名所「真如堂」へ。アクセス:「南禅寺」→「銀閣寺」、哲学の道経由で徒歩約35分その他:HP「南禅寺」、「銀閣寺」、「真如堂」 銀閣寺:法然院から銀閣寺へゆっくり徒歩で移動10分程だった。午前11時半頃、銀閣寺ゆどうふで昼食をとおもい行ってみると、あいにく改装中で休みだった、参道を下り途中の食堂で昼食を摂り再び銀閣寺門前へ戻ってきた。天気は徐々に良くなってきていた。 銀閣寺:総門から中門にかけて続く「銀閣寺垣」、美術館で見られる入口から館内へのアプローチにも通ずる雰囲気を感じる、写真では狭く威圧感があるように見えるが頭上V字の空間がその時々の天候などで変化しいつ来ても新鮮な感覚を覚える。 銀閣寺:方丈(本堂)から見る「銀紗灘(ぎんしゃだん)」、「向月台」とその右奥に「銀閣」、定番風景。 銀閣寺:曇り空で日が遮られフラットな雰囲気の向月台。 銀閣寺:青空が広がってきた、右奥が国宝「東求堂(とうぐどう)」、建築史上貴重な遺構だとか。庭園様式は錦鏡池(きんきょうち)を中心とした池泉回遊式で西芳寺(苔寺)に模して造られたとか。東山文化の香りに浸りつつ庭園内を散策した。 銀閣寺:この季節でも色彩感はあるのだ。 銀閣寺:順路に従い歩くと山道になり展望所へと導かれる。 銀閣寺:ちょっとした深山幽谷の趣がある、正面奥の崩れかかった石組み付近が「漱蘚亭跡」。 銀閣寺:展望所まで来ると、銀閣寺境内を一望できる。数年前に修復が完了した銀閣(観音殿・国宝)の柿葺き(こけらぶき)屋根のスッキリとしたラインが端正かつ詫び寂びを特色とする東山文化の香りを今に伝えていると感じた。 銀閣寺:この時期の季節感、こんな感じなのだろうか。 銀閣寺:展望所を一巡りして庭園へ、初冬の午後の日差し。 銀閣寺:銀閣の南面、修復後でスッキリとした印象だ、創建当初の黒漆仕上げの姿を想像してみた。 哲学の道:銀閣寺から土産店の立ち並ぶ参道を下り哲学の道へ、先ほどは霊鑑寺経由で銀閣寺へ行ったので歩いていなかった哲学の道を北から南へとたどった。 哲学の道:紅葉と疎水。 真如堂:哲学の道を歩き霊鑑寺の坂道のところで霊鑑寺とは反対方向へ下り白川通りを横切り「真如堂」へ、12月中旬、紅葉の名所もこのように寂しい雰囲気だった。 真如堂:表門、僅かに残る紅葉を拾ってみた。 真如堂:散り紅葉、午後2時頃。 真如堂:残り紅葉と白壁のシルエット。 真如堂:残り紅葉。この後真如堂境内続きの金戒光明寺へ行く、タクシーが見あたらず、真如堂へ戻りタクシーで今回の奈良・京都旅行の締め「東寺」へ向かった。 ← 378 南禅寺-哲学の道 初冬 380 東寺 残照 →