概要:根津つつじまつりの根津神社を出て再び「不忍通」へ戻りそこをわたり谷中・上野界隈を足の向くまま散策してみた。上野のお山一帯には美術館・博物館・ギャラリーなどアートな施設が多く存在しぶらぶら散歩にはうってつけだ。谷中といえば下町の家並みや寺院が見所だけど上野に隣り合うこの一帯にはアートな雰囲気も大いに漂っているのだ、個性的なギャラリーなどを探しつつ徘徊するのも一興だ。

アクセス:東京メトロ千代田線「根津」駅-JR「上野」駅

谷中:朔日会、辞書で”朔日”を調べてみると「毎月の第1日」を意味するらしい、アートに疎い小生には不明だがもかく絵画・写真・書と関わりのある団体のようだ。それよりなにより谷中といえば”猫”の町としても知られる、ショーウインドウの中でだらしない姿でくつろぐ猫が気になりシャーッターを押した、左上に「猫専門ペットシッター」のチラシが貼ってあった、さすが猫の町だ、イヨッお猫様!
谷中:この日は宮本典刀氏の銅版画展が開催されていた。秋風の吹く頃落ち着いた雰囲気の中で心にしみる作風の銅版画をあらためてじっくり味わってみたくなった。
谷中:ギャラリーから少し歩くと右に行く道でなにやら町内防災訓練が行われているようだ、足の向くままにその方向へ進む、赤の車には起震機が装備されていて地震体験をしている子供たちでにぎわっていた。
谷中:グリーンシートの「谷中2」からこのあたりが谷中2丁目だと解る。
三浦坂:町内会防災デーを見つつ進むとやがて寺の石塀に突き当たりT字路を左へ、前方に急な坂道が立ちはだかる。急な坂の途中に異次元な感じで窮屈そうに建つ「ねんねこ家」という猫づくしの雑貨(?)屋がある、そのまま進むにも息苦しく立ち止まるにしても不安定、、、、、何となく箒のおやじが怖そうな雰囲気に見えそのまま素通りを決め込んだ。
三浦坂:坂の途中にこの坂の由来を記した看板がありそれによると、坂の名前が「三浦坂」で美作国(みまさかのくに、現岡山県北部)真島郡勝山2万3千石の藩主三浦氏下屋敷前の坂道だったことがその名の由来だとか。谷中は何回となく訪れているが三浦坂は初めてのような気がした。
大名時計博物館:少しばかり寄り道で「大名時計博物館」の前まで来てみた。
ヒマラヤスギ:台東区の保護樹木に指定されているヒマラヤスギ、谷中界隈では結構有名とか。
上野桜木:何処をどう歩いたか記憶に定かでないがこの「桜木郵便局」前へ、ここにも猫が、「遊遊空間ねこじゃらし」なんだろう?レストラン?立ち寄らなかった。
東京芸大美術館:桜木郵便局前から途中護国院大黒天を経て芸大美術館へ、徒歩約5分。
東京芸大:芸大正門に国旗、4月29日は祝日「昭和の日」だったのだ。
東京芸大美術館:芸大美術館、「香り展」が開催中だった、入る?加齢臭禁止かな?いや暗黙にオッサン禁止かも、、、、入らなかった。
東京芸大美術館:通りを隔てて向かいが芸大正門、関係者以外入場禁止だった。美術館敷地内をぶらつくことに。
東京芸大美術館:1Fのカフェ。
東京芸大美術館:入って左手に「芸大アートプラザ」への狭い道がある。
東京芸大美術館:狭い道を抜けると中庭のようなところに出る、ロダンの「青銅時代」が展示されている。
東京芸大美術館:別のアングルから。
東京芸大美術館:再び美術館側へ、ん、パ・ン・ダ、上野動物園からの流れか。
黒田記念館:黒田記念館の側壁。
奏楽堂:アートな散歩の締めくくりは新緑の中に佇む重要文化財の「奏楽堂」、明治23年東京音楽学校(現東京芸術大学)本館として建築されたもので今でも音楽ホールとして公開されている。昭和62年にこちらへ移築された、日本で唯一の空気式パイプオルガンも設置されているとか。