概要:世界遺産「上賀茂神社」と重要伝統的建造物郡保存地区(カテゴリー:社家町)に指定されている上賀茂の社家を散策、上賀茂御薗橋へ着いたのが朝9時少し前で曇り空だった。この日は、上賀茂神社→円通寺→妙満寺→岩倉実相院の順に洛北を散策した、訪れた場所は全て今回が初めての場所だ。

アクセス:京都駅前から市バス9系統約35分「上賀茂御薗橋」下車
その他:「上賀茂神社公式HP

上賀茂神社:一の鳥居と髙札場、参道奥に二の鳥居、二の鳥居までは開放的な芝生の広場となっていた。
上賀茂神社:朝の落ち葉掃き、右に神馬舎、静かな境内に玉砂利を踏む音と落ち葉掃きの音が心地良い。
上賀茂神社:二の鳥居を入ると正面に円錐形の「立砂(たてずな)」が目に入る、ここから真北約2kmの神山(こうやま)を模して作られているとか。「拝殿(重文)」は、桧皮屋根(ひわだやね)の修復工事中だった。
上賀茂神社:楼門と境内を流れる「奈良の小川」、境内の北側から「舞殿(橋殿)」の下をくぐり南へ流れやがて「社家」の立ち並ぶエリアを西から東へ流れる明神川となる。
上賀茂神社:「舞殿(橋殿)」と奈良の小川。
上賀茂神社:楼門とその奥左に「権殿」と右に「本殿」。
上賀茂神社:手水舎近くの紅葉。
上賀茂神社:奈良の小川に沿って神秘的な雰囲気の境内を歩く。
上賀茂神社:奈良の小川。
上賀茂神社:見頃の紅葉。
上賀茂神社:「賀茂別雷神社(かもわけいかずちじんじゃ)」これが正式名称だ。
上賀茂神社:再び二の鳥居へ戻った頃には青空になっていた。
明神川と社家:明神川と「社家」、上賀茂神社神官の屋敷が建ち並んでいる。この町並みは室町時代から形成がはじまり江戸時代に今日の町並みが完成したのだとか。社家の土塀と門そして明神川に掛けられた橋が醸し出す雅で神聖な雰囲気が漂っていた。
西村家別邸:土橋で明神川を渡り、公開されている西村家別邸へ入ってみた、現存する社家の中で最も往時の面影をとどめている庭園が残っているという。
西村家別邸:庭園には明神川から引かれた水が小川として流れていて再び明神川へ戻す巧みな仕掛けになっている。
西村家別邸:灯籠石組みなどが見える。
西村家別邸:門から続く道の奥に池があった。
西村家別邸:散り紅葉と池の鯉。
西村家別邸:散り紅葉と池の鯉。
明神川:明神川が右へカーブする辺りで流れと別れ、「太田神社」を経て「円通寺」へむかう。