東京上野「東京国立博物館」開催特別展見学、また主な建物をスナップ。木々の色づきは未だわずか、しかし秋の気配がそこまで来ているのを感じた。アクセス:JR山手線または東京メトロ日比谷線・銀座線「上野」駅下車徒歩約7分 東京国立博物館:正門より本館、現在の本館は昭和13年に開館で設計が渡辺仁、コンクリート作りで瓦屋根平成13年(2001)に重要文化財の指定を受けている。旧本館はジョサイア・コンドルの設計関東大震災で大きな被害を受けた。 正門を背にして右が東洋館、昭和43年開館設計は谷口吉郎。館内は吹き抜けで螺旋状に巡るアジアンギャラリーでアジアの考古物・美術を幅広く展示している。 池を挟んで東洋館の向かいの表慶館、昭和53年(1978)重要文化財指定..見所が多い。右の大木はユリの木。 表慶館:明治期の西洋建築の雰囲気が感じられる、設計はコンドルの弟子で宮廷建築家の片山東熊。 東京国立博物館:左の表慶館で「伊万里・京焼」展と奥の平成館で「北斎」展を開催していた、左の表慶館へ立ち寄った。 「文化財修復」に関するレクチャーに参加のため「北斎」展はパス。 明治11年(1878)に奈良・法隆寺から皇室に献納され、戦後国に移管された宝物300件あまりを収蔵・展示しています。これらの文化財は、正倉院宝物と双璧をなす古代美術のコレクションとして高い評価を受けていますが、正倉院宝物が8世紀の作品が中心であるのに対して、それよりも一時代古い7世紀の宝物が数多く含まれていることが大きな特色です。 以上の文章は東京国立博物館HPからの抜粋。 法隆寺宝物館のエントランス付近から表慶館を見る、平成11年開館で前面の池上にかかる直線のアプローチを経て館内の明るいフロントを経てほの暗い展示室へ、斬新で個性的な建物、谷口吉生設計。平成11年度建築学会賞を受けている。 10月末宝物館の紅葉は未だ色づいていなかった。 ← 103 旧古河庭園 秋のバラ 105 華厳滝と伊大使館別荘記念庭園 →