概要:身延山奥の院からロープウエイで「久遠寺駅」へ、本堂から望む見事な枝垂れ桜が群生する西谷地区の諸坊(久遠寺の塔頭寺院)を巡りつつ三門まで下り菩提梯を経て本堂へ戻るコースで散策。

アクセス:JR身延線「身延」駅から山梨交通路線バス利用
その他:「身延町公式HP

身延山西谷:諸坊巡りのスタートはせいしん駐車場から間近に見える西谷で一番高い場所の「本行坊」から。
身延山西谷:本行坊、開創:弘安9(1286)年、 開基:本行院日学上人(比企能本)。境内の枝垂れ桜が見事。
身延山西谷:本行坊から仰ぎ見る五重塔と菩提梯の杉並木。
身延山西谷:清水坊、開創:永仁元年(1293年)、開基:肥後阿闍梨日像上人。
身延山西谷:清水坊から奥へ続く各坊の石垣と枝垂れ桜、坊巡りの人の列。この道に建ち並ぶ枝垂れ桜は見事だった。
身延山西谷:清水坊から西へ進み「麓坊」へ、門に七面山別当所の書あり、開基:宝聚院日伝。坊前の枝垂れ桜が見事で三脚のカメラがいくつか立ち並んでいた。
身延山西谷:麓坊から青空を背景に見る枝垂れ桜。
身延山西谷:「北之坊」山門と枝垂れ桜。
身延山西谷:山門の両脇とその奥、高台の境内に見事な枝垂れ桜。
身延山西谷:北之坊から更に下り「岸之坊」へ、入口の日蓮聖人像と立ち並ぶ奉納の旗。
身延山西谷:岸之坊から武井坊を経て朱塗りの三昧橋で樋沢川を渡る。欄干越しの「知寂坊(ちじゃくぼう)」、このあたりが西谷諸坊の南の端だろうか。
身延山西谷:三昧橋から道なりに南へ50m程歩くと右手が「日蓮大聖人 御草庵旧跡」の入口、今回は時間の関係で拝観をせずに三門へ向かう。
身延山久遠寺:身延山久遠寺の三門で金剛力士像を祀った二天門形式の三門、上層には十六羅漢が祀られているとか。
身延山久遠寺:ツアーの集合場所は本堂直下のせいしん駐車場、さて傾斜のゆるい樋沢川沿いの車道から戻るか、それとも三門に続く急石段の「菩提梯」から本堂経由で戻るか、滅多にない経験だ菩提梯経由!で行こう。
身延山久遠寺:これが菩提梯だ、なにやら体育会系の若者が上り下りしている。想像を超えた傾斜と高さに躊躇する、案内板を見ると右手の女坂が楽な道だと書かれている、一瞬覚悟がぐらつくが気を取り直して菩提梯を上る。
身延山久遠寺:菩提梯を1/3程上がった踊り場から参道を見る、ここからでも結構な迫力だ。
身延山久遠寺:何とか287段の菩提梯を上り詰め本堂正面、五重塔と手水舎の間に出る。
身延山久遠寺:怖いものみたさか、覗き込むがその迫力に圧倒され下りない人が多かった。
身延山久遠寺:手水舎と本堂。
身延山久遠寺:枝垂れ桜のクローズアップ、帰りは本堂近くに設置された斜行エレベーターでせいしん駐車場のツアーバスへ戻る。天気良し桜良し、恵まれたツアーだった。