概要:乗車したJR山手線が有楽町駅にさしかかる頃車窓から皇居方面を見ると、イチョウの黄葉が目に入った。この時は所用外出だったのでデジカメじを持参していた、すでに師走12月7日とにかく有楽町駅で下車、丸の内→皇居外苑→皇居東御苑の順に散策した。

アクセス:JR「東京」駅または東京メトロ千代田線「大手町」駅
その他:環境省「皇居外苑」HP、宮内庁「皇居東御苑」HP、東京の観光公式サイト「丸の内エリア」HP

丸の内:有楽町駅から3分ほどで銀杏並木へ、車窓から見たのと同じ感じでまだ十分見頃。黄葉と幹・枝が同時に見える、不思議な感覚だ。
丸の内:馬場先門交差点で皇居外苑へ、日比谷濠とひだり手前が「帝国劇場」その右隣がかつて「GHQ」が接収していたビルで現在は「DNタワー21」。
皇居外苑:外苑の松林と芝生、落ち葉は周辺から飛来したのだろうか。
皇居外苑:植栽された松と近代的なビル。
皇居外苑:皇居前広場、伏見櫓と二重橋、皇居の正門。
皇居東御苑:皇居前広場から内堀通りへ出てそこから北へ1km程歩くと江戸城の正門「大手門」。ここから一般に開放されている「皇居東御苑」へ。
皇居東御苑:大手門口、高麗門を入り枡形から櫓門をくぐり東御苑入場受付で入門札(出門時返却)を受け取り御苑内へ。
皇居東御苑:苑内へ入り道なりに「三の丸尚蔵館」→「同心番所(奥の瓦屋根)」と進み石垣の間を抜けると視界が広がる。
皇居東御苑:江戸城の石垣は実に整っていて美しい、思わず撮影。天下統一と安定・権威・権力の象徴だろうか、力強い野面積みと対照的にアートを見ているようだ。
皇居東御苑:石垣を抜けると左手に長い長い「100人番所」があり、背後の近代建築と好対照だ。
皇居東御苑:先ほどの石垣を抜け奥へ進み坂道を上り大番所を過ぎやがて本丸広場へ、こんな表現もあるのだ。
皇居東御苑:今は跡形もない本丸御殿、奥に鎮座する天守台が唯一往時の面影を残す、浅野内匠頭乱心で著名な「松の廊下」跡もある。
皇居東御苑:展望台から皇居の森と丸の内ビル群を見る。
皇居東御苑:冬桜。
皇居東御苑:端正な造りの江戸城天守台、天守は1657明暦(3年)の大火で焼失、その後一度も再建されることなく今日に至る。NPO法人「江戸城天守を再建する会」もある。
皇居東御苑:汐見坂を下り「二の丸庭園」へ。
皇居東御苑:二の丸庭園雑木林、武蔵野の雑木林をイメージしたのだろうか。
皇居東御苑:二の丸庭園、水鏡に思わずため息が、とりあえず撮影。滅多にない情景だろう、西日に映える紅葉が無風の水面(水鏡)に鮮やかに映る。
皇居東御苑:一巡りして再び100人番所へ、ビルの窓に反射する太陽が眩しい。そろそろ、雑踏と騒音が恋しくなってきた。